追悼夢多き男愛川欽也氏さよならキンキン!さよならモロッコ


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さよならモロッコのあらすじ

砂漠とエキゾチズムの国モロッコのマラケッシュ空港。

ファーストシーンは揺らめく陽炎の中

大型旅客機が轟音を響かせ着陸する場面。

CMディレクター岡田正夫(愛川欣也)が
憧れのデートリッヒの外人部隊、
ハンフリー・ボガードのカサブランカの地に
スタッフと共にやってきた。

スタッフをホテルに残し
砂漠に一人ロケハンに出かけた
岡田正夫(愛川欣也)は、
そこで運命的な出会いを果たす。

その名はマリー・テレーズ(クローディーヌ・バード)。

愛の破局と自分自身の才能に限界を感じ
ここモロッコまで流離ってきたのである。

やがて二人は言葉が通じぬ中にも
どこか惹かれ合うものを感じ
珍妙なやりとりの中から
愛が生まれはじめていった。

特に岡田正夫(愛川欣也)は
すべてを投げ出し
ここモロッコの地に
二人で住もうとまで
思うのであった。

モロッコの熱い砂と太陽にもまれた
岡田正夫(愛川欣也)の愛も、
マリー・テレーズ(クローディーヌ・バード)の
心の傷もいやしはしなかった。

「パリへ帰りなさい!」

岡田正夫(愛川欣也)は
心を熱くして叫んだ!

彼女の心の傷をいやすのは
ここモロッコではなく
やはりパリなのだと。

そしてマラケッシュ空港で彼女を見送る
岡田正夫(愛川欣也)の後ろ姿は
イルザを見送るリッキーのあの姿であった。

絵になるなーー。

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さよならモロッコに賭ける愛川欽也の思い

わかりやすい映画を作りたかった。

そのためには悪人は出さない。

誰でも自分の中にいる
優柔不断な、だらしのない
もう一人の自分を主人公にした。

秀才や、いい男は出ていない
映画を作ったんだ。

日本では解りにくい映画を
つくったほうが受けるのは
解っている。

そのほうが批評しにくいからだ。

でも僕はなにしろ
解りやすい映画作りをしたかった。

さよならモロッコ上映促進協力券

さよならモロッコは
愛川欽也氏が作った
プライベートフィルム。

企業で作った映画と違って
上映組織を持っていない。

劇場一つ借りるにも
お金がかかる。

そこで生まれたのが
さよならモロッコ上映促進協力券。

1枚700円。

映画パンフレット1冊が
150円の時代の700円。

今の価値でいうと
3200円相当。

映画の入場券としては
かなり高い額。

みんな夢多き男
愛川欽也と一緒の夢を見たかった証。

夢見るように眠りたい。

林海象監督の映画題名が
ふと浮かんだ。

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