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4月13日のSMAP×SMAP。
ビストロSMAPのゲストは北野武。
4月25日に映画「龍三と七人の子分たち」が公開。
新しい映画のキャストを引き連れて登場。
藤竜也、中尾彬、萬田久子、安田顕。
キャストの決め方
映画「龍三と七人の子分たち」
主役は藤竜也。
そして北野武作品3本目の中尾彬。
あとは腕があって味のある役者を選んだ。
条件としては撮影中に倒れない人。
舞台あいさつにも出られる人。
今回年齢層が高いキャスト。
どこまで本気で、どこからジョークなのか不明。
出てくれ詐欺?
映画の出演依頼があった3か月前。
中尾彬は北野武の夢を見ていた。
それも3回も。
予知夢だったのでしょうか。
安田顕が北野作品に出ると聞いたのは電車の中。
マネージャーから聞かされた。
場所選んでよって思った。
電車の中ではリアクションに困る。
北野武の作品で出たかった藤竜也。
出演の話があっても信じられない。
「出てくれ詐欺」かと疑った。
でも、内心とっても嬉しかった。
北野武は不愛想な監督
役者とコミュニケーションを取らない北野武監督。
役者への演技指導や注文はなし。
現場は助監督に任せる。
北野武自身はテントの中でモニターチェック。
何かあったら助監督に耳打ち。
自分が外に出ると見学者がうるさい。
なるべく出ない方がいい。
打ち合わせが多いと演技に新鮮味がなくなる。
それも理由の一つ。
天の岩戸からでてくる北野武
ほとんどテントの中にいる北野武。
それでもたまに外に出てくる。
「面白かったよ」
そっと言われて喜ぶじじい7人。
これが励みになる。
褒られて嬉しいのはじじいも同じ。
安田顕、オネエが抜けない
ゲストの中で最年少の安田顕。
プレッシャーからか汗が止まらない。
まるでシャワーを浴びたよう。
映画「龍三と七人の子分たち」では
暴走族の親分を演じる。
いい役者だと北野武から褒められる。
階段を降りる萬田久子をエスコート。
安田顕って優しい。
階段を降りると
木村拓哉がタオルと渡してくれた。
「木村さんから(ハート)」
急に女子になる安田顕。
喜ぶとオネエになる。
これはドラマ「問題のあるレストラン」の影響。
女装するゲイの役だったの。
この役が抜けない~。
北野武が語る映画の演出秘話
北野武の初監督作品「その男、凶暴につき」
北野武も出演している。
トイレの中で北野武が平手打ちするシーン。
叩く度に相手の頬の色が変わる。
だんだん紫色に変化。
このシーンが元で「残酷すぎる」と書かれた。
しかし、このシーンで実際には殴っていない。
殴っている音は後付け。
メイクさんがファンデーションを用意。
それを付けてから本当に叩いているように見せかける。
次々と顔色が変わっていく。
名演出!
藤竜也は5回連続して殴られた!
芝居中で実際に殴られた経験がある藤竜也。
しかも連続して5回くらい。
それは崔洋一監督の作品。
相手は原田芳雄。
殴られての頬が変形する様子を撮りたい。
監督の要望に応えるために原田芳雄が殴った。
藤竜也は遠慮しなくていいと言う。
しかし、一番やりづらいのは殴る役。
映画のためとはいえ、やりづらいもの。
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