始点・終点５月１０日京急本線三崎口駅が抱く油壺駅への憧憬

5月10日放送のヨルタモリ。

始点・終点の2回目が放送された。

今日は品川から、
羽田空港や三浦半島までを駆け抜ける
京急線の三崎口駅をご紹介。

京急線の始点・終点である三崎口駅は
標高３２ｍという
京急線の中で最も高い丘の上に
位置している。

駅は２０１１年に改築され
ホームは近代化。

そんな三崎口駅に電車が到着。

その先にあるのは
電車をこの先にはいかせまいとする
車止め標識。

いつでも外せるっようにと
線路をまたぎ
地面に根差していないその姿は、
諦めの悪さを感じさせる。

そう、本来ここは終点になる運命ではなかった。

その証拠に
車止め標識の奥には線路が続き
トンネルまで作られている。

当初、京急線は油壺まで続くはずだったが
諸般の事情で計画が中止となったまま現在に至る。

まさに不完全終止なのだ。

終わりは始まりでもあり、
始まりは終わりでもある。

車止め標識は
今日も引き返す京急線を
無念の思いで見送っている。

始点・終点の放送が終了してから
京急の模型電車が走った。

2014年5月から運行を始めた
沿線に幸せを運ぶ電車。

それは幸せの黄色い電車と呼ばれている。

使用車両は
新1000形（アルミ車両）
8両1編成（1057～編成）。

赤と青しかない京急線で
幸せの黄色い電車を見られたら
ラッキーですね！