サワコの朝6月27日大石静が見出した3人の俳優たちとその資質


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6月27日のサワコの朝。

ゲストは脚本家の大石静

朝ドラ「ふたりっ子」では最高視聴率31.9%。

結構、NHKで活躍。

同じく朝ドラの「オードリー」。

大河ドラマ「功名が辻」。

そして社会現象になった「セカンドバージン」。

大石静はどんな思いで脚本を書いているのか?

日本は若さを尊びすぎ

伊勢神宮の式年遷宮。

20年毎に神様の住居を新築に。

新しいものは美しい。

=若さは美しい。

若さを尊びすぎる日本の癖。

外国だと年を重ねることが素敵と言われる。

年を重ねても喜びが増えない日本。

それに対抗した~い。

そんな気持ちが常にある大石静

それが如実に現れたドラマ。

それが「セカンドバージン」。

主人公は45歳のキャリアウーマン。

いくつでも恋はできる!

若い脚本家が育っていない

昔の大石静は心が狭かった。

新人の脚本家が出たら、「潰れてしまえ~」。

遠くから念力をかけていた。

しかし、現在60歳を軽く超えている。

ずば抜けた才能を持つ若い脚本家がいない。

それを憂う。

40代50代の有望な脚本家はいる。

しかし、その下が・・・。

脚本家の仕事に魅力がないのか?

嘆く大石静

後継者が欲しくなったのだろうか?

複雑な家庭環境

大石静は旅館の養子として育った。

江戸川乱歩や松本清張、開高健がよく来ていた。

実母はその隣に住んでいた。

どうして旅館の養子になったのか?

大石静を産んだ後、実母の体調はよくなかった。

赤ん坊を横に置いてよく寝ていた。

起きてみると赤ん坊がいない。

隣の旅館であやされている。

そんな事が何度も起きた。

母親はノイローゼ気味だったと言う。

だからと言ってどうして養子になったのかは不明。

二人の母親に挟まれて

実母と養母。

二人の間を行き来していた大石静の子供時代。

養母は旅館を経営。

男性に頼らず自分の力で生きていた。

でも、それが必ずしもいいとは思わない。

違う人生を歩みなさいと言う。

そして実母はこれからは女性の時代。

自分の力で生きられる女性になりなさいと説く。

真逆の二人の間で揺れる子供心。

それでも愛情は感じていた。

だから、逆らうことは出来なかった。

二人の前で違う自分を演じていた。

そのせいか”2”という数字にこだわる。

「ふたりっ子」「セカンドバージン」「セカンドラブ」。

どうしても”2”が気になる大石静

大石静が見出した3人の俳優たち

脚本が100%使われる訳ではない。

監督やプロデューサーによって変化する。

その結果を楽しみたい大石静

脚本はみんなで作るがモットー。

あまり自分の意見が使われない。

でも3人だけキャスティングされた俳優がいる。

「ふたりっ子」の内野聖陽。

配役に困っていた時にたまたま観た映画。

それに内野聖陽がいた。

すぐNHKに電話で伝えた。

「オードリー」の佐々木蔵之介。

オーディションで見つけた。

けしてイケメンではなかった。

でも、佐々木蔵之介から目が離せない。

何か惹きつけるものがあった。

そして、「セカンドバージン」の長谷川博己。

家に持って帰って飾りたい。

独特な透明感がある。

長いきれいな指も魅力の一つ。

生指を見たら「たまりません~」らしい。

売れる俳優の見分け方

大石静には俳優を見る目がある。

それは口角が上がっているかどうか。

内野聖陽も佐々木蔵之介も長谷川博己も。

口角が上がっている。

俳優だから演技の良さは基本。

でも、表舞台に出る人物。

口角が上がっているものが残る事ができる。

あくまで大石静の独断と偏見ですが・・・。

 

 

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