笑ってコラえてミキハウスに髭採用され有給で世界一周した男


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6月3日放送の1億人の大質問!?笑ってコラえて!。

ちょっと昔の旅は2001年に遡る。

2001年4月30日に輝いていた人。

その人は週刊誌に載っていた。

有給休暇で世界一周した男の話。

サラリーマン坂本達

自転車で世界一周を始めた男。

(さかもとたつ)。

今も当時と同じに㈱ミキハウスで勤務。

採用面接の時、ヒゲをはやしていた。

それが理由で採用。

現在の坂本達もヒゲがトレードマーク。

坂本達少年を変えた父の言葉

1968年に生まれた坂本達

8歳から3年間パリで過ごす。

日本に戻った坂本達少年。

ヨーロッパ帰りを冷やかされる。

それが内気な性格の少年にはストレスに。

殻に閉じこもるようになった。

そんな時、父親に言われた。

「世界は広い。目の前ではなく世界を見なさい」

自転車で世界一周

フランスで大人気のツール・ド・フランス。

自転車に乗っている人はヒーローに見えた。

自転車で世界一周したい。

それが坂本達少年の夢になった。

中学からロードレースチームに参加。

東京と大阪を往復した。

坂本達少年は大人になった。

そして、ケチになった。

それは世界一周の資金を貯めるためだった。

夢を叶えるための努力

㈱ミキハウスに入社した坂本達

私の夢と題して社長に企画提出。

世界の子供たちに自社の服を着せて撮影!

世界一周にこじつけた企画。

そして、仕事が終わると手紙を書いた。

有名企業に物資提供を求める手紙。

夢を叶えるために狂っていた。

夢を支えてくれた協賛企業

坂本達は30社に手紙を出した。

運が良ければ協賛してくれる企業がある。

そんなノリだった。

思いの外多くの企業が協賛してくれた。

  • 松下電器産業
  • コダック
  • ニコン
  • オリンパス
  • 三菱レイヨン
  • シチズン
  • シマノ
  • パタゴニア
  • モンベル
  • ワールド通商
  • キャノンデール
  • マレーシア航空

有給で行け!

坂本達は退職を決意。

協賛企業のリストや
旅のルートを社長に送った。

「冗談や思うてましてん」

木村晧一社長は言う。

有名企業のリストを見て、

これはホンマやな!!と思った。

これは辞めさせてはいけない。

有給で行け!

おまけにボーナス、昇給付き。

条件は一つだけ。

無事帰ってくること。

会社の宣伝も不要。

子供たちに夢を売るのが商売。

無事に帰ってくれるだけでいい。

自転車世界一周の旅

まだ入社4年目、26歳の坂本達

自転車世界一周が始まった。

旅のスタートはパリ。

55000キロの道程。

40キロの荷物。

フランス⇒スペイン⇒アフリカ⇒ケニア⇒南アフリカ
⇒トルコ⇒シルクロード⇒日本⇒アメリカへと渡った。

時々飛行機を使いながらの世界一周。

サハラ砂漠では気温は50度を超えた。

チベットではマイナス30度。

高い雪の壁の間も走った。

パンクは100回以上。

舗装していない道では自転車を押した。

夜には動物に襲われる恐怖に震えた。

人生を変えたアフリカでの出来事

子供たちに世界一周で得たものを伝える。

それが今の坂本達の使命でもある。

何が印象深いかとよく聞かれる。

それは景色ではない。

人との出会い。

西アフリカのギニア・カリヤ村。

坂本達は貴重な体験をした。

坂本達を救った若き医師

ギニアのカリヤ村。

坂本達は高熱、下痢、嘔吐を発症。

マラリヤと赤痢を併発。

マラリヤは年間死亡者数58万人。

死に近い病気。

当時28歳の
シェリフ・ジャロ医師に救われた。

坂本達は計6本の注射を打たれた。

それで快復。

それはマラリアワクチンだった。

貴重なワクチンを自分の為に使ってくれた。

この後、マラリヤの患者が出たら・・・。

自分のしたことの大きさに慄いた。

しかし、村人は優しかった。

命を支えてくれた村人

赤痢の血便を触ると感染する。

それでも坂本達の下着を洗ってくれた。

作ったことのないおかゆを作ってくれた。

村長が坂本達の為にニワトリを持ってきた。

おかげで坂本達は9日間で回復。

シェリフ医師は謝礼を受け取らない。

それどころか土産を持たせてくれた。

それが藍染の民族衣装。

ケニアの人々との再会

帰国後、坂本達は本を出版。

世界一周について書いた本。

「やった。」

そして、2003年、再度ギニアへ。

ギニアのカリヤ村。

懐かしい村人に会えた。

「僕が生きているのはみなさんのおかげです」

渡航目的は薬を返すこと。

思い出話をすること。

村人の為の井戸掘り

村人に必要なものを考えた。

それは井戸。

村には水がない。

女性たちは毎日往復1時間山道を歩く。

ツルハシとスコップで井戸掘り開始。

コンクリートの筒で覆った。

坂本達はギニアと日本を往復。

講演活動の収益は井戸掘りに当てた。

2005年、井戸が完成。

深さ15mの井戸の底に水があった。

井戸の次は病院

カリヤ村での井戸掘りの話を本にした。

それが「ほった。」

本のの収益で病院を建てた。

でも、最近坂本達はカリヤ村に行っていない。

会いに行きたいと思いは強かった。

行けない理由があった。

それはエボラ出血熱。

致死率最大90%。

ギニアの渡航は難しい。

5月14日、坂本達に見せたいものがあった。

シェリフ医師からのビデオレター。

診療所はそのままだった。

でも村人の姿はない。

ギニア国民はまだ病院を怖がっている。

カリヤ村には症例はない。

5月9日、世界保健機構はリベリアでの終息宣言。

ギニアからエボラ出血熱がなくなる日も近い。

坂本達もまたカリヤ村の人々に会えるはず。

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