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8月30日の情熱大陸。
女子車椅子テニス界に君臨する女王。
上地結衣の今に密着。
大阪での一人暮らしや海外転戦の様子。
今までにない上地結衣の素顔が今ここに！
松岡・国枝が開設する上地結衣
松岡修造の上地結衣論
車椅子テニスって、相手が球を打ってから動かしても間に合わないんですね。
特に女子の選手のトップの選手のボールは。
絶えず先に(車椅子のホイールを)動かしてみている。
とてつもなく予測力が早い。
そこは錦織線府に最も似ているところ。
そこは間違いなく狙えるんでしょうし、金メダルしか狙っていない。
国枝慎吾が感嘆する上地結衣
彼女のプレーの特徴として起伏がとても少ないんですよね。
常に同じ高いレベルで安定したプレーを維持する事ができる。
他の今の女子の選手に比べて圧倒的に秀でているかなとおもいますね。
ウィンブルドンではジョーダン・ワイリーと合宿
ウィンブルドンでは民家を借りて住むのが普通になっている。
上地結衣のサジェスチョンで前人未到というタトゥーを入れたジョーダン・ワイリー。
驚いたのはジョーダン・ワイリーが車椅子なしで楽々日常生活をこなしていること。
どこがジョーダン・ワイリーのハンディキャップなのだろう？
英会話の力はジョーダン・ワイリーと暮らす事で身に着いた。
今回はジョーダン・ワイリーの恋人マーク・マッカロールも一緒だ。
海外の選手は恋人、家族とツアーを回るのが当たり前。
日本人選手はいつも一人。
これは伊達公子の時代から変わっていない。
ウィンブルドンの賞金は200万円
15歳のころからたった一人で転戦を重ねてきた。
海外遠征でコーチを呼べるのは大きな大会だけ。
まだまだ認知度の低い車椅子テニス。
優勝しても賞金は少ない。
ウィンブルドンでさえ200万円あまり。
旅費だけで殆ど消えてしまうことも。
ツアーマネージメントはすべて彼女一人。
大会登録、宿の手配、車の手配。
全て自分一人でやってのける。
ジョーダン・ワイリーとは部屋をシェア。
先にジョーダン・ワイリーの分も上池結衣が払う。
上池結衣のプロフィール
1994年 兵庫県生まれ
脊椎の病気で生まれながらに両足麻痺。
車椅子テニスに出会ったのは11歳。
14歳で日本ランキング1位。
16歳でジュニア世界ランキング1位。
身長143㎝。
好きな芸能人は岩城滉一、反町隆史。
最近、ウィンブドンで石黒賢にあってツーショット写真を撮ってもらった。
コートを離れると今どきのミーハー少女。
現在世界第3位。
できない事があるのが嫌な性格。
なんでもできるように、どんなことにでもトライ。
今年から大阪で一人暮らしを開始。
生活費は企業からの支援で賄う。
大阪のシーズラケットクラブが本拠地。
高校時代からコーチは千川理光氏。
今年の目標は自分のテニスをすること。
頭が整理できていないと自分のテニスができない。
テニスは技術以上にメンタルが支配するスポーツ。
試合を支配するには最初から先行して自分から仕掛けをしないと。
その自分を見失いかけた。
ブリティッシュオープンで試したこと
上地結衣はバックハンドでもトップスピンが打てる。
自由自在に走るためにはまずラリーをしっかり打たないと。
ブリティッシュオープン４日目。
アニーク・ファンクォト(世界ランク２位)。
新しいこと。バックハンドトップスピン。
勝負には負けたが、自分自身のテニスができた。
今、フォーカスしているのはリオでの金メダル。
今後もチューンアップしながら新しい上地結衣を完成させる。
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