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8月10日放送のyouは何しに日本へ。
空港で遭ったアメリカから来たyou。
名前は「トラキチ オオバ」。
「大庭 虎吉」。
亡くなった祖父の足跡を探しに来た。
ルーツを探して
アメリカでは変わった名前を持つyou。
祖父が日本人だと知った。
祖父の名前は「ヨシマツ オオバ」
スペイン語の話せなかった祖父。
メキシコ人の祖母と結婚。
1953年に死去。
祖父はどんな生活をしていたのだろう。
祖父を出生地を探す旅。
祖父の手がかり1
スマホを見せてくれるトラキチ。
それは祖父への手がかり。
約100年前にアメリカで作った国境通過証明書。
写真が貼ってある。
どことなくトラキチに似ている。
証明書に書かれていたのは出生地。
「シマゴムラ ジャパン」
祖父の手がかり2
もう一つの手がかり。
それは第一次世界大戦の登録証。
生年月日が書いてある。
「1884年5月2日生まれ」
当時34歳だった祖父。
ここにも出生地が書いてある。
「福岡県 オンガギン」
日本っぽくない地名。
資料館で祖父の軌跡を探す
神戸に泊まったトラキチ。
神戸に泊まったのには訳がある。
海外移住と文化の交流センターに行きたかった。
海外移住の歴史など資料を展示。
多くの人が神戸から海外へ渡った。
しかし、「神戸からメキシコの移住はない」
教えてくれたのはスタッフ三井さん。
事務局長の細江さんも言う。
「メキシコや北米への移民は横浜から」
ここでは祖父のことはわからないのか？
思わぬ手がかりが！！
1890年に海を渡った祖父・義松。
メキシコの港町エンセナーダで漁業の会社を経営。
義松はどこ出身だったのか？
福岡県オンガギン？
それを聞いたスタッフの三井さん。
「オンガ(遠賀)郡ってのは福岡にありますよ」
PCで遠賀郡の位置を確認。
地図に気になる地名を発見したトラキチ。
「若松区」
祖父は福岡若松区に手紙を出していた。
伯母から聞いたことがあった。
バラバラのピースが繋がった。
福岡の遠賀郡に行かなければ～。
遠賀町役場で捜索
着いたのは遠賀川駅。
遠賀町役場で情報収集。
当時の遠賀郡は広かった。
若松区は昔、遠賀郡だった。
そして、若松区に島郷村(シマゴウムラ)がある。
シマゴムラでなく、シマゴウムラだった。
「大庭」姓は島郷村に多い。
多くの人に助けられて
若松区役所 島郷出張所。
訳を話すと親身に相談に乗ってくれた。
連合会の会長の大庭さんに電話。
かなりの情報通らしい。
しかし、会長の大庭さんからの情報はなし。
別の大庭さんにも聞いてくれる。
昔からいる大庭さんへ片っ端から電話。
役所の次長は戸籍を確認。
手がかりは生年月日。
しかし、こちらは見つからず。
卓球クラブのみなさんも一役。
知っている大庭さんはどうだった？
あの人は「ヒロアキ」
違うんだな。
フラダンス教室の先生も協力
フラダンス教室を開く小柳佳代子さん。
ご自身のラジオ番組を持っている。
「KAYOKOのハワイな時間」
FMエアーステーションひびき
第2第4金曜日 14:00～
番組の中で呼びかけしてくれる。
若松区の人はみなさん優しい。
もしかして親戚？
市民センターに電話が入った。
島郷村出身で親戚が海外に行った人。
もしかして親戚かもしれない。
来てくれたのは大庭重孝さん。
トラキチさんの名前を聞いてビックリしている。
大庭重孝さんの祖父は長十さん。
長十さんのお父さんがトラキチさん。
youの名前はひいお祖父と同じ名前。
親戚の証明写真
祖父・義松から兄への手紙と写真。
写真に写っていたのは義松と娘二人。
「タミコ」と「ヨシコ」
トラキチyouも涙。
youの伯母たちの子供時代。
手紙で近況と語る祖父。
そして、故郷を懐かしむ言葉。
もう古くて処分しようと考えていた手紙。
処分しなくて良かった。
遠い土地で親戚に会えた
重孝さんの家に招待された虎吉you。
重孝さんの奥さんがお出迎え。
建物は違うが祖父が住んでいた土地。
家の中には祖先の写真がずらり。
その中に見たことがある写真があった。
それがひい祖父さん、トラキチさん。
隣の写真はトラキチさんの妻、タミさん。
祖父と祖母の名前を子供や孫に付ける。
やはり日本を忘れたくなかったのでしょう。
ルーツがわかって
住所と連絡先を交換した重孝さんとyou。
今回は通訳を介して会話。
次回は？
多少の心配はあるが、親戚が増えたのは嬉しい。
今回のルーツ探し。
たくさんの人に助けてもらった。
おかげで日本人として誇りが持てたyou。
地に足が着いた感じだと話してくれた。
短い滞在期間で結果が出せたのは奇跡。
たくさんの奇跡に感謝。
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