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9月15日放送の所さんのニッポンの出番!
多くの日本人が愛する和牛肉!
知らなかった和牛肉と日本人の関係とは?
世界が驚く和牛肉の美味しさ!
キレイなサシの入った和牛肉。
とても柔らかくて口の中で溶ける~。
こんな牛肉は日本にしかない。
魅惑の食べ物。
和牛肉を求めて世界が日本に集まる。
しかし、和牛肉に疑問を持つ声もある。
脂肪の塊り。
ほとんど赤身のような和牛肉は健康に悪そう。
それにどうしてこんなに高価なの?
とても普段買えないような値段のものが多い。
牛肉は背徳の食べ物
もともと日本では牛肉を食べる習慣はなかった。
これは仏教の影響。
4つ脚の動物は食べてはいけない。
言わば牛肉は背徳の食べ物だ。
ハレの食べ物でもある。
ここ一番の時に脂肪を摂取してエネルギ補給。
どうして和牛肉は高くなったのか?
安い輸入牛肉が日本に入ってきた。
日本に牛肉を売るためにどうしたらいいのか?
ブランド和牛を開発。
特別なごちそうとなった和牛肉。
和牛の育て方
松阪市の肥育業者のもとへ。
外には牧草地は見当たらない。
牛舎の中には和牛7頭だけ。
兵庫県産のメスの仔牛を900日以上肥育。
ここでは牛は放牧しない。
肉質は柔らかくキメの細かい霜降り肉。
これが特産松阪牛。
エサは麦大豆ふすまなどを独自で配合。
ビールを瓶から直接牛に飲ませる。
夏バテ予防のために夏は1日、1本。
これで食欲増進させる。
焼酎を背中にスプレー。
その後にマッサージ。
これは牛のストレス解消になる。
和牛のコストは海外の約4.7倍
海外の肉牛の多くは肥育期間が2年以内。
広大な牧場で大量に育てる。
だから、コストカットが可能。
日本尾黒毛和牛は2年以上肥育。
コストは海外の約4.7倍。
和牛の元祖、但馬牛
現在の和牛の85%は但馬牛系統。
但馬牛はもともと役牛。
肉牛と言うよりも田畑を耕す大事な働き手。
大事に育てられていた。
牛肉が食べたいという欧米人に提供。
但馬牛の霜降りが喜ばれた。
霜降り肉は老化を遅らせる?!
人間総合科学大学の熊谷修さん。
肉食と老化の関係を研究。
霜降りの和牛のメリットは老化を遅らせること。
タンパク質を骨や筋肉に変えるにはものすごいエネルギーが必要。
霜降り肉に含まれる脂、飽和脂肪酸。
これがエネルギーを迅速に発揮してくれる。
赤身や骨は筋肉の材料。
脂は身体を作るエネルギーのもと。
戦後のデータをみてみる。
牛肉の消費量増加と平均寿命の増加が比例。
和食と肉食が出会った現在。
食事全体の脂肪の割合は25.9%(2013年)
理想的な脂肪の食事の摂取量は食事全体の26~27%。
高齢者ほど霜降り肉を食べてほしい。
魅惑の香り、和牛香
脂には甘味があるという。
これは和牛肉を食べるとよくわかる。
和牛香。
甘くて脂っぽいコクのある香り。
肉を噛んだ時に口から鼻に抜けていく。
和牛香は脂肪と赤身の設置面から発生する。
赤身に脂が入りこんでいる霜降り肉。
ほかの和牛肉よりも和牛香が多い。
和牛香を最大限に生かす料理とは?
日本人の好きな料理の定番。
すき焼き。
これが和牛香を生かす料理。
平切りに和牛肉は、香りが引き出しやすくなる。
香りを砂糖と醤油で和牛香を閉じ込める。
温度は約80度。
和牛香が出やすい温度。
幸せを感じるアナンダマイド
和牛肉の脂肪に含まれるアラキドン酸。
体内に入るとアナンダマイドに変化。
アナンダマイドは幸福感や高揚感をもたらす。
命に感謝し天塩にかけた牛肉。
心も体も豊かにしてくれる食材だった。
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