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10月20日放送の中居正広のミになる図書館。
近畿大学のマグロの真実を紹介。
近大マグロに興味がある向井理。
でもまだ食べたことがない。
今回はスタジオで試食～。
近大マグロはブランドマグロへ
近畿大学水産研究所。
マグロと鮮魚を求める大行列ができている。
特にランチタイムには長蛇の列。
世間は既に近大マグロの美味しさを認可。
天然よりも美味しいと評判。
近大マグロと選抜鮮魚の海鮮丼 1850円。
これが人気のメニュー。
完全養殖のサイクル
マグロの人工ふ化に世界で初めて成功。
ふ化して成長して産卵する。
完全養殖のサイクルを作った。
天然資源を減らさない画期的な仕組み。
近大マグロの苦労がスゴイ
近大マグロの初出荷までかかったのは34年。
人工ふ化まで9年。
成魚に育てるまで25年。
長い年月をかけてやっと商品になった近大マグロ。
初出荷は2004年。
クロマグロ2尾を出荷。
これから出荷を増やしてきた。
スタジオに近大マグロの握りを試食
近大マグロは学生。
卒業証書が付いている。
「立派に成長したことをここに証します」
立派に成長した生徒は就職。
食べられちゃうんだ。
では試食。
向井理「柔らかい！」
中居正広「ものすごい美味しいよ」
劇団ひとり「キメが細かい、筋を感じない」
研究者が話す近大マグロの真実
近畿大学水産研究所助教授の阿川泰夫。
近大マグロの真実を知っている。
近大マグロの養殖成功率は1％！
10000粒の受精卵から100尾以下しか成長しない。
一つはマグロ同志の共食い。
エサと間違えて食べてしまう。
その他にもマグロの成長を妨げる天敵がいる。
とっても神経質なマグロ
夏に行われる花火大会。
この音と光でマグロはパニックを起こす。
壁に衝突してしまうこともある。
マグロはとても神経質。
同じように台風の季節の雷にも敏感。
表面張力で浮上死
水を張ったコップ。
1円玉を入れると浮く。
これは表面張力による。
水面では元に戻ろうとする力が働く。
マグロの赤ちゃんは表面張力に捕まり浮いてしまう。
身動きが取れなくなって死んじゃう。
浮上死。
マグロの赤ちゃんの4分の1が亡くなる。
自然界では波があるけど、陸上の施設では波がない。
表面張力が起きないように薄い油の膜を張る。
マグロの沈降死を防げ！
表面張力を防ぐための油の膜。
これがマグロの赤ちゃんの命取り。
魚が持っている浮袋。
浮袋を含まらせるために水面に出てくる。
でも油の膜があると膨らませられない。
マグロの赤ちゃんは沈んでしまう。
沈降死。
空気を循環させて上に上がる動きを作っている。
いろんな問題を解決させてきた34年。
こんなに卒業生が増えたんですね。
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