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10月10日放送のサワコの朝。
ゲストは綾野剛。
初めて語る役者人生を踏み出したあの日。
綾野剛を変えた運命の23テイク。
カーネーションでメジャーに
3年程前から忙しくなった綾野剛。
一つの転機は朝ドラ「カーネーション」
たった3週間の出演。
それなのに多くの人の記憶に残った。
半年続けられる朝ドラ。
途中から参加するのはちょっと勇気がいる。
しかし現場の雰囲気は明るかった。
ウエルカムの精神が大きい。
撮影前にマイクの位置を確認する。
「大丈夫です」
でも実際は間近~。
おいおいって感じ。
だけど、ここで笑わせてもらった。
緊張を緩和してくれたスタッフ。
それが作品にも反映。
カーネーションの前は人じゃなかった?!
映画GANTZでは黒服の宇宙人。
セリフなしで、芝居オンリー。
その他、ロン毛だったり、殺し屋だったり。
しかしカーネーションでは普通の人。
不倫しちゃうんだけど、とっても好青年。
この役で周囲の見方が変わった。
綾野剛はこんな役もできるんだ~。
周りに認知してもらったのは収穫。
陸上に捧げた人生
中学、高校で陸上選手をしていた綾野剛。
種目は陸上の格闘技と言われた中距離。
2周走る間に勝負をつける。
そこに美学を感じた綾野剛。
朝からずっと陸上漬け。
努力することを苦だと思わない。
努力することが最高の近道。
その精神は今にもつながっている。
強い箱根駅伝愛
綾野剛の憧れの箱根駅伝。
もう叶わない夢。
しかし毎年箱根駅伝を見るのは楽しみ。
努力する選手たちの姿に感動。
スタートする前から泣き出す綾野剛。
スタートに立つまでの物語に胸を打たれる。
陸上から東京へ
陸上に人生をかけた綾野剛。
自分には陸上しかない。
そんな気持ちでずっといた。
しかし、その気持ちに不安がよぎる。
このままでいいのか?
刺激をくれたのは東京。
渋谷のスクランブル交差点。
岐阜県出身の綾野剛。
他人同士が接近して歩いている様子は奇妙に映った。
東京に出てきた綾野剛は交差点の真ん中に立った。
すれ違っているのに、誰とも目が合わない。
それぞれ自分の目的地に進んでいる。
運命の23TAKE
東京でバンドを始めた綾野剛。
バイトで生活費を稼ぐ貧乏生活。
バンドを観たモデル事務所の人からスカウトされた。
1年間モデルの仕事。
その後仮面ライダーのオーディションに合格。
役者には興味がなかった綾野剛。
演劇部をバカにしていた。
それが仮面ライダーの主役に抜擢。
忘れもしない7月4日。
病院の廃墟でのロケ。
ファーストカット。
セリフは間違いなかった。
噛んでもいなかった。
それでも監督から「もう一度」と声がかかる。
何が悪いのか分からなかった綾野剛。
監督から言われた。
「伝わってこない」
観ている人は素人だと思って観ない。
それを聞いた綾野剛。
とことん付いて行ってやろう。
23TAKE目。
鼻血が出た綾野剛。
嬉しかった。
「100点じゃないけど赤点でもねえよ」
監督の評価も厳しくされたのも嬉しかった。
1時間半の貴重な体験。
この日に役者を始めようと思った綾野剛。
綾野剛の俳優修行
仮面ライダーの石田監督。
「綾野は映画サイズ」と言われた。
意味はよくわからない。
でも映画出演を始めた。
低予算映画で経験で積んだ。
幕の内弁当がギャラって時もあった。
役の大きさは構わなかった。
でも、将来自分にしかできない役をやりたい。
それが綾野剛の夢。
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