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2015年11月2日のしくじり先生。
ピンクのジャージにおさげ髪で側転。
2時限目の講師は内村周子さん。
体操の内村航平の母。
あの内村航平選手の母親がしくじり先生?!
内村航平の功績
2008年北京五輪。
体操選手・内村航平は19歳で参加。
母・周子さんはおさげ髪で応援。
個人・団体で銀メダルを2個獲った。
2012年ロンドン五輪。
内村航平は23歳。
体も一回り大きく成長。
内村周子さんは日の丸を持って応援。
個人総合で金メダル。
団体総合・個人ゆかで銀メダル。
大会後の内村航平のコメント。
「自分が自分であることを証明できた」
そして先日の2015体操世界選手権。
6連覇を達成。
団体でも37年ぶりの金メダル。
内村航平から言われた悲しい一言
ある日内村周子先生は息子・内村航平から言われた。
「もう応援に来ないでくれ」
号泣する!!
息子から距離を置かれた内村周子先生。
原因は自分自身。
溺愛過ぎて1ミリも子離れできなかった。
夫からも叱られるほどの溺愛ぶり。
子どもを溺愛する親の共通点とは
・子供がやる前にママが何でもやってしまう
・周りの子と比較してしまう
・子供間のトラブルにすぐ口を出す
・常に子供のことを気にしている
・親の考えを押し付ける
周子先生の三大しくじり
1 人目をきにせず超過剰な応援
大声で「航ちゃーん~!」
左耳に派手な手作りのお守りを付けた内村周子先生。
移動中の息子のバスを追いかける内村周子先生。
気持ちが抑えられなかった。
息子・航平は「恥ずかしいから静かにして」
2 息子のことを何でも喋ってしまう
メディアから注目を浴びるようになった息子。
取材が応じる内村周子先生。
いろいろ話してしまった。
「自分のことをいろいろ話さないで」
話せなんて頼んでいない。
あなたの為でしょ。
3 名物お母さんとしてマスコミに出すぎ
おさげ頭の名物ママとして人気が出た内村周子先生。
テレビ出演は計25番組。
必要以上に目立ってしまった。
溺愛しすて集めた航平コレクション
大好きな息子・航平のものは捨てられない。
描いてくれた両親の似顔絵。
テストや通信簿。
この位ならまだ可愛い。
内村周子先生のコレクションはこれ以上。
・髪の毛
・爪
・未洗濯のユニフォーム
・下校中に拾ってきたセミの抜け殻
・川で拾ってきた石
衛生的に悪いので”爪”を捨てろと夫に言われた。
それは捨てた。
でも初めての鼻クソも耳クソも愛しい。
全て自分の胎内にいた時に作られたもの。
でも、男性陣には異常と思える。
全然理解できない。
内村航平の上京事件
「塚原直也選手のクラブに行きたい」
内村航平が上京を決意。
まだ15歳。
長崎から東京へ。
まだ一緒にいたい。
東京は遠すぎる。
内村周子先生は猛反対。
駄々をこねて大号泣。
それは息子の前では見せない。
夫には止めるようにお願いする。
でも息子・航平は東京へ行ってしまった。
航平ロスに嘆く日々
航平が上京。
人生半分亡くなったような気分の内村周子先生。
毎日の楽しみの弁当も作れない。
アトピーの心配もできない。
航平の好きなおかずを作ってボロボロ泣く。
上京後のしくじり行動
内村周子先生は航平に頻繁に電話とメール。
「元気?」→「うん」
「調子どう?」→「ふつう」
「怪我してない?」→「してないよ」
短い一言でも幸せだった内村周子先生。
何でもいいから言葉をもらえるのは嬉しい。
大事な大会前でもお構いなしにメール。
今から思うとやり過ぎ。
自分だったら嫌だと思うと反省する内村周子先生。
息子からの返信ゼロ事件
息子・航平に連絡をする母・内村周子先生。
でも、航平からの返信はなし。
9回繰り返した後。
息子・航平からの連絡。
「何で9回もかけるの?」
さすがにしつこかったと反省した内村周子先生。
その後、航平からの連絡がなくなった。
電話、メール、一切返答なし。
思春期の息子の気持ちを無視していた。
反省する内村周子先生。
周子先生の試練の3か月
息子から絶縁された内村周子先生。
このままではいけないと反省。
自分へ試練を与えた。
息子への連絡を絶つ。
3か月間一切連絡を取らない。
辛い3か月間。
もしかして航平から電話が来るかも。
携帯番号を手放せなった。
時間があれば航平の写真を見つめる。
眠れば航平の夢。
いない航平の分まで料理を作る。
ロンドン五輪での花束
3か月耐え切った内村周子先生。
応援のために大会へ出向く。
息子・航平が手を振ってくれた。
無視されることも覚悟していた内村周子先生。
嬉しい出来事。
親子の関係も修復され始めた。
そしてロンドン五輪。
床の演技が終わった内村航平。
母に花束を投げてくれた。
生きててくれることが一番
教室にいた高畑淳子と辻希美。
二人とも周子先生と同じ母親。
内村周子先生の気持ちがよくわかる。
息子と離れて暮らす辛さに共感する高畑淳子。
初めてコレクションをしている辻希美。
溺愛母親予備?軍は世にはびこっている?
でも周子先生は溺愛しぎたのを反省。
子どもに大切なことを学んだ。
子どもを見守る勇気。
必要としていることだけを必要な時にする。
息子や周囲の人に気づかせてもらった。
今は息子が生きててくれる、それだけで嬉しい。
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