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2016年1月2日、92回箱根駅伝。
朝8時にスタート。
青山学院の久保田和真が力走し1位通過。
独走態勢になった。
ケニア出身のニャイロがゴボウ抜き
レースは青山学院が独走。
しかしレースは動いていた。
11位通過の山梨学院が待ち返しを図る。
山梨学院の2区の選手。
ドミニク・ニャイロ。
ケニア出身の1年生。
山梨学院、期待の星。
細くキレイに伸びた足が軽快に動く。
あっという間のゴボウ抜き。
気が付いた時には5位になっていた。
エース服部勇馬とニャイロの攻防
東洋大の2区を走るのはエース服部勇馬。
服部兄弟の兄。
今年は最後の箱根駅伝。
山梨学院のニャイロに抜かされた。
ニャイロの身体能力にエースが負けた。
しかし、物語はまだ終わらなかった。
最後の箱根を走る服部勇馬
ニャイロの勢いがそのまま続くと思われた。
ニャイロの先を走るのは青山学院大学だけ。
しかし、東洋大学の服部勇馬も終わってなかった。
4年生の服部勇馬。
これが最後の箱根駅伝。
エースと言われた男には意地がある。
20キロ手前。
ニャイロに追いついた。
その前にも一度追いつき、離されていた。
更にニャイロに挑む。
服部勇馬が登り坂を制した
20キロ手前の登り坂。
服部勇馬はニャイロに差を付けていった。
10mリード。
ニャイロは失速したように見えた。
服部勇馬は前を向いて走るだけだった。
そして2位で通過。
タスキは弟の服部弾馬に繋がれた。
区間賞は服部勇馬
1区を通過した時東洋大は8位だった。
服部勇馬の走りでチームは2位に浮上。
タイムは1時間7分4秒。
区間賞を取った。
ニャイロのタイムは1時間7分20秒。
結果的に大きく離した。
服部勇馬の次の舞台は五輪
目標としていた6分台。
あと4秒だった服部勇馬。
今年は五輪が待っている。
新しいステージに向かう服部勇馬に期待したい。
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