プロフェッショナル1月18日雑誌VERY今尾朝子の働き方


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[プロフェッショナル仕事の流儀] ブログ村キーワード

2016年1月18日。

プロフェッショナル仕事の流儀

雑誌VERYの編集長・今尾朝子

ライバルの多い女性雑誌のトップ。

発行部数は30万部。

13名の編集者たちをまとめる今尾朝子の働き方とは。

リアルの半歩先を見せる

今尾朝子が大切にしていること。

「リアルの半歩先を見せる」

2015年大きな反響があった特集。

”スーパーマーケットで浮かない秋のオシャレ”

主婦の身近にあるスーパーに焦点。

同じような毎日の中のドラマティック。

それを伝えたいと話す今尾朝子

わかったつもりが一番危険

新人編集者の持ち込み企画。

話を聞いていた今尾朝子

新人編集者の取材に対する姿勢が気になる。

頭だけで考えていないだろうか。

それだけでは読者に伝わらない。

「わかったつもりになることが一番危険」

常に情報は変わる。

読者の気持ちも変化がある。

情報の更新が必要。

独りよがりにならないようにするおとが重要。

企画の源は読者調査

雑誌はよくアンケートをお願いする。

しかしVERYはアンケートだけではない。

街で素敵な人を見つける。

直接話を聞いて、本音を聞き出す。

数名の読者に集まってもらって話を聞く。

まず相手を知ること。

そして必要とされていることに応える。

それが全て。

本物の主婦だからこそ響く

VERYの人気モデル滝沢眞規子。

もともと専業主婦で、3人の母親。

自分も努力すれば同じようになれる。

主婦たちの憧れの存在に。

多くの女性たちが共感。

滝沢眞規子は今尾朝子について話す。

「同じ目線でいてくれるのでなんとかやってこれた」

最新号の特集作り

2015年11月13日。

編集部員・澤部麻衣子と今尾朝子が打ち合わせ。

最新号の特集作りだ。

仮タイトル「オシャレ再開、ママの階段のぼります!」

子供の成長とともに変わるママの服装。

徐々におしゃれの幅が広がる楽しさを伝える。

取材、撮影、記事の完成まで1か月。

澤部麻衣子の成長を期待する今尾朝子

特集担当は売れ行きを左右する責任ある仕事。

出産から小学校卒業までのママのオシャレを追う。

最後のページの撮影は実際の親子。

中学生の息子の顔は映さないのが条件。

私が答えじゃない だから、新しい

中学生になって息子と母親のショット。

2枚の写真で悩む澤部麻衣子。

これに対して今尾朝子は無言。

選ぶのは澤部麻衣子に任せる。

「私が答えじゃない だから、新しい」

けしてワンマンではない。

「自分の考えだけで作ったら面白くない」

自分の基準を持っていないといけない。

それを伝えたい気持ちが溢れてなかったらいけない。

そうしないと人の役に立たない。

ひと昔前女性雑誌も男性社会だった

25歳で編集者になった今尾朝子

当時は男性社員の方が多かった。

「スカートを穿いているからって女の気持ちがわかると思うなよ」

その言葉にショックを受けた。

今尾朝子は朝から晩まで仕事に打ち込んだ。

読者アンケートで毎回上位になった。

今尾朝子は35歳で編集長に抜擢された。

VERYを変えた編集長

雑誌の状況は厳しかった。

創刊してから12年経ったVERY。

優雅なハイクラスな主婦層のイメージ。

記事の作り方を位置から見直すことを決めた今尾朝子

それに編集部員たちが猛反発。

掲載する服も一新したかった。

ここでも壁にぶつかる。

主婦や母親のイメージを嫌うブランド。

新しいブランドから掲載を断られた。

読者の生の声を記事に

社内でも孤立、社外の協力も得られない。

今尾朝子は悩んだ。

そして読者である主婦に正面から向き合った。

幼稚園を回る。

子連れの主婦に声を掛ける。

そして作った特集。

「カッコイイお母さんは止まらない!」

”主婦らしい言葉”をほめ言葉に。

それが現実になる最初の一歩だった。

働くママの特集

副編集長の藤田摩吏子が進める企画。

「新たな働き方を見つけた女性の特集」

藤田摩吏子はタイトルで悩んでいた。

”働き方をゆるくして幸せになったママたち”

”ゆるく”の表現について今尾朝子に相談。

タイトルは命。

妥協すると雑誌全体がダメになることもある。

今尾朝子も働くママの一人

毎朝子供を保育園に預けてから9時半に出社。

帰りは夕方6時前。

これが今尾朝子の働き方。

帰り道、編集部員が一緒に歩いて打ち合わせ。

そんな光景も多い。

ゲラは家で読む。

深夜まで仕事が続くこともある。

VERYで子育てしているのは今尾朝子だけ。

しかし他の社員たちも母親になる可能性はある。

今尾朝子自身が道しるべになればいい。

わかりやすいタイトルへの変更

締め切りまであと1日。

藤田摩吏子はタイトルを変更していた。

”働く時間・時間帯は自分で決めたい”

”ゆるく”という言葉は誤解される。

ママたちの働き方は”ゆるく”なかった。

締め切り当日の夕方に今尾朝子の最後のチェック。

タイトル中の”時間帯”を削除。

よりわかりやすく伝えることを選択。

40分後更なるタイトルの変更を藤田摩吏子に伝える。

藤田摩吏子ほっとしたような顔をした。

やっと完成した喜び。

今尾朝子が大切にしているもの

今尾朝子が大切にしているものとは。

「絶えない情熱」

これでいいやって思ってはいけない。

キレイに作ることだけでもいけない。

常に読者に寄り添うのを止めない。

それが今尾朝子の働き方。

 

 

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