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2016年2月16日のニュース シブ5時。
里親制度について報道。
「うちの子になりなよ」の著者。
漫画家の古泉智浩さんちに取材。
子供に恵まれなかった古泉さん
古泉さんは7年前に結婚。
子供に恵まれず6年間不妊治療。
人工授精、体外受精17回。
それでも子供はできなかった。
費用も体力も精神的にも負担。
陰で泣くこともあった妻。
それでも子供がほしい。
養子という方法を考えるようになった。
里親という選択
養子を検討している間に知った里親制度。
自分の子でなくてもいい。
愛情を注いで一緒に暮らせる存在がほしい。
智浩さんと違って不安があった妻。
「自分の産んだ子とは違う」
そう思っていた。
夫に説得されて里親養護施設の研修に参加。
施設の子供たちは明るくて人懐っこかった。
子供たちを見て里親をやろうと決意。
里親になった古泉さん
「男の子の赤ちゃんを預かってもらえませんか」
一晩考えて決心した古泉さん夫婦。
病院へ行った。
赤ちゃんを抱き、ミルクを与える妻。
赤ちゃんを見て不安が吹き飛んだ。
幸太ちゃん(仮名)との生活。
初めての海、夏祭り、誕生日・・・。
すっかり親ばかになった古泉さん夫婦。
血よりも深いつながり
幸太ちゃんのことは身近な人は知っている。
智浩さんの母も最初は心配だった。
今は本当の孫のように接している。
血のつながりだけが家族じゃない。
愛情を注げる子供がいる。
それが毎日を幸せにした。
でもこの生活は永遠に続かない。
里親制度と養子縁組との違い
特別養子縁組の場合、親権はある。
しかし里親制度は一定期間子供を預かるだけ。
親権は実の親が持っている。
実親が引き取りたいと言ったら。
手放さないといけない。
それは古泉さんちも同じ。
それでも1日1日を大切に過ごすという古泉さん。
何よりも日々の積み重ねが大事。
里親制度の意義とは
淑徳大学の柏女霊峰教授が現状を語る。
子供に対する虐待が増えている。
家庭から切り離されて育っている子どもが多い。
子供がいつまでも宙ぶらりんな状態。
親が考えなおす期間を考慮し、
それを超えた場合は、
特別養子縁組に持っていく仕組みが大切だと話す。
何よりも子供たちの為が大切なのです。
里親制度の理解が重要
里親制度には壁があります。
子供が成長した時の真実の告知。
子供を取り囲む周囲の反応。
里親制度への理解が必要とされています。
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