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2016年2月27日、炎の体育会TV。
スポーファンがスポーツの魅力を熱く語る!
体育愛TVの1回目。
大相撲をこよなく愛する男がプレゼン。
漫才師ナイツの塙。
相撲の技を知って相撲を知る
漫才師ナイツの塙は怒っていた。
どうして体育会TVは相撲を扱わないのか~。
みんなに相撲を知ってもらいたい。
その為にはまず技を知ってほしい。
幻のあの技が復活
幻の技とは”撞木反り”
これは”しゅもくぞり”と読む。
映像が残っていないほど幻の技。
それを復活させた力士がいた。
2011年の全国相撲選手権。
土俵の上には体格差のある力士二人。
小柄な力士が相手の懐に入った。
そして足を取って後ろに反り返った。
大柄な力士は担ぎあげられた。
まるでアクロバット。
これも相撲の技なんだ。
スタジオもテレビの向こうもビックリ。
これを踏まえて、漫才師ナイツの塙がスゴ技を紹介。
第3位小錦の衝撃2トンの突っ張り
元横綱若の花曰く”ダンプカーとの衝撃”。
大柄な小錦の突っ張りは脅威。
横綱千代の富士との対戦。
小錦からのとめどない突っ張り。
応戦できない千代の富士。
足をあげて土俵から落ちた。
小結貴花田の場合。
何度も小錦をかわそうとする。
しかし逃げきれず土俵から出た。
小錦の突っ張り26連発
昭和60年の春場所。
前頭小錦対大関若嶋津。
小錦から繰り出される突っ張り。
小柄な若嶋津はまともに食らっていた。
なんと連続26回!
最後は足から崩れた若嶋津。
若嶋津は実は脳震盪を起こしていた。
小錦を倒した技のデパート
“小錦はまるでブラックバス”
元横綱隆の里の例え。
ブラックバスを撃退したミジンコがいた。
それが技のデパート舞の海。
ネコ騙しなどの技で相撲ファンを魅了した力士。
舞の海97キロ対小錦284キロ。
絶体絶命と思われた対戦。
しかし舞の海は違った。
小錦の腕をすり抜けて懐に入った。
回しを取って下手投げ。
懐に入ってから投げるまでが速かった!
小兵力士の星!舞の海2世
舞の海を超える逸材がいる。
幕下八枚目 宇良23歳。
実は”撞木反り”を復活させた人物。
レスリングの経験と体操選手並みの身体能力が武器。
居反り、足取り、伝え反りなど技が多い。
勉強熱心な力士でもある。
1月場所は6勝1敗。
とっても楽しみな力士。
第2位 琴奨菊の止められないがぶり寄り
歴代最強と言われる琴奨菊のがぶり寄り。
がぶり寄りとは腰を上下に揺さぶり力で押す技。
2016年の初場所。
琴奨菊は15試合中15回のがぶり寄り。
やり過ぎですよ~。
大相撲ファンの塙も「最強バカの一つ覚え」
琴奨菊からは「張り倒しますよ!」
琴奨菊のがぶり寄りは回しを取らない。
体と体を接着させて押し倒す。
しかし琴奨菊のがぶり寄りが効かない男がいた。
がぶり寄りを押しのける白鵬の強さ
史上最多優勝35回の横綱白鵬。
2013年秋場所での対戦。
体を密着させない白鵬。
琴奨菊は50戦46敗。
4回しか勝っていない。
がぶり寄り強化作戦
がぶり寄りが通用しないのなら他の技を・・・。
そう思わないのが琴奨菊。
半年前からがぶり寄りの強化。
20キロの重りすり足。
27キロのダンベル上げ100回。
15キロのダンベル回し。
設置面が少ないと叩きをくらう。
設置面を多くするために馬力を付ける。
その為の練習。
その結果が2016年の初場所に出た。
白鵬に叩く余裕を与えなかった。
がぶり寄りのスピードが増した。
座布団の雨が降った。
第1位 霧島の一発逆転のうっちゃり
土俵際で体をひねり相手を投げる逆転技。
それが”うっちゃり”。
元大関霧島(1975~1996)。
ベンチプレスとスクワットで鍛えた肉体。
痩せてはいたがマッチョな力士。
前頭の久島海との対戦。
土俵際まで追い込まれた霧島が耐える。
そして、うっちゃりを決めた。
横綱大乃国との対戦は体重差100キロ。
大乃国が霧島の右腕をしっかり抱えている。
体重を被せた・・・。
しかしここで霧島が体をひねった。
うっちゃりで霧島に軍配。
伝説の取り直し4回のうっちゃりバトル
霧島より50キロ体重が多い元関脇水戸泉。
最初の取り組み。
霧島がうっちゃりで決めたように見えた。
しかし、これは同体。
二人の力士の体が同時に落ちた。
結果、取り直し。
次は霧島が水戸泉を追い上げる。
今度は水戸泉がうっちゃり。
これも同体。
次は霧島のうっちゃり。
これも同体で取り直し。
体力の限界も近くなった4回目。
最後も霧島の豪快なうっちゃり~。
しかし決まらなかった。
それでも1取り組みでうっちゃり3連発は歴史的名勝負。
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