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2016年3月26日のサワコの朝。
ゲストは高田純次。
元祖テキトー男と言われている。
でも本当は”東京ガス”に入りたかった~。
実母との思い出
小さい頃に母を亡くしている高田純次。
4歳の時父親と一緒に病院に行った。
病院で座っていた女性。
高田純次を見て泣きだした。
一度抱きしめられた。
それが実の母親だと後から知った。
神童から挫折
子供の頃から頭が良かった高田純次。
神童と言われたのは中学まで。
高校ではあまり勉強しなかった。
現役受験に失敗。
1年浪人してまた受験。
合計約10校を受験。
全てに落ちた~。
これが人生の分かれ道だったのかも。
東京ガスに入りたかった~
いい大学に入って、一流企業に入社。
父親が高田純次に望んだこと。
高田純次自身もその予定だった。
しかし大学受験失敗。
一流企業に入って安定した生活は夢に消えた。
具体的に入りたい企業も決まっていた。
”東京ガス”。
父親の職場が”東京ガス”。
息子にも同じ道を歩んでほしかった。
父親はかなりがっかりしたようだ。
初の合格は劇団入団!
25歳で自由劇場に出会った高田純次。
当時ベンガルが所属。
試験で初めて合格したのがこの劇団。
嬉しかった~。
お赤飯を炊いてもらったほど。
しかし後でわかったガッカリした事実。
受験者は31人。
そのうち30人が合格。
不合格になったのは一人はじじいだった。
政治の話をしたので落ちたとか。
高田純次が合格したのは政治の話をしなかったおかげ。
安定よりも夢に向かった高田純次
劇団に合格し天に登る思いだった高田純次。
しかし1年でダメに・・・。
1年で目が出なかった人は去っていく。
高田純次もその一人。
その後宝石屋へ転職。
高田純次は26歳だった。
年3回ボーナス、毎月の給料もいい。
彼女と暮らしていてマンション購入を検討していた。
仕事で女性と新宿へ飲みに行った。
そこでベンガルや柄本明と再会。
今も芝居を続けている姿は眩しかった。
2週間後ベンガルから舞台出演のオファー。
高田純次は会社を辞めた。
家族の為に働いた日々
11月公演に誘われ、夢に燃えた高田純次。
安定した生活を捨てた。
子供も生まれていた。
奥さんには「何があっても食べさせる」と。
でも200万あった貯金が5万円に。
この状態では病気も出来ない。
30歳で東京乾電池へ入団。
無我夢中で稽古して働いた。
劇団の稽古が夕方6時まで。
7時までに飯番(はんば)へ向かう。
朝5時まで仕事。
部屋に帰るのが6時。
11時まで寝て、12時まで稽古に行く。
その繰り返し。
家庭は守らないといけない。
必死だった。
とても元祖テキトー男とは思えない。
高田純次がウキウキする曲
女優の永作博美が所属していたグループ。
”ribbon”
女性3人グループ。
4名目のシングル”Virgin Snow”
この曲にウキウキしてしまう高田純次。
歌詞にドキドキしている。
「強く奪うように抱いてもいいのに
何故私に触れないの」
50代から聴いているお気に入りの曲。
ある日子供がこの曲をきいた。
「じじいがこんな曲聞いたらダメだよ」
高田純次の純粋な心が動かされるのかも。
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