世界一受けたい授業編集者を泣かせた赤塚不二夫の言葉とは?


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2016年3月5日の世界一受けたい授業。

3時限目は特別授業。

講師は赤塚りえ子先生。

天才漫画家・赤塚不二夫の一人娘。

赤塚不二夫の知られざる素顔の話。

ギャグの天才・赤塚不二夫

「おそ松くん」のイヤミのポーズ。

「シェー」

全国的に流行。

天才と言われた漫画家・赤塚不二夫。

様々な手法で読者を楽しませてくれた。

例えば、左手で描いてみたり。

ほとんど前回と同じ内容。

最後の2コマだけ変えてみたり。

破天荒と言われた赤塚不二夫。

しかし、根はとっても真面目だった。

編集者が原稿を紛失!

「天才バカボン」の編集者・五十嵐隆夫。

原稿が出来上がるのを待っていた。

夜10時過ぎ。

出来上がった原稿を手にして帰宅。

その1時間後。

「失くしてしまいました!」

タクシーで帰宅した五十嵐隆夫。

翌日の編集会議のプランで頭がいっぱい。

タクシーに原稿を置いたまま降りてしまった。

怒らなかった赤塚不二夫

仕事を終え、寛いでいた赤塚不二夫とスタッフ。

原稿を失くしただなんて。

ここで怒るのが当たり前の話。

五十嵐隆夫も怒られるのを覚悟だったはず。

赤塚不二夫は五十嵐隆夫に訊ねた。

「本当の締め切りはいつ?」

印刷所での締め切りは明日の昼過ぎ。

それまでなら間に合わなくもない。

でも、さすがにもう・・・・

五十嵐隆夫は諦めていた。

「よし!もう一回描こう!」

赤塚不二夫の言葉に驚いた。

しかも、飲みに誘ってくれた。

ギャグで勇気つけようとしてくれた赤塚不二夫。

でも五十嵐隆夫は笑えない状態。

編集者を泣かせた赤塚不二夫の言葉

翌日スタッフ総出で描き直し。

昼過ぎ2時少し前。

締め切りギリギリの時間。

新しい原稿を渡す赤塚不二夫。

「2度目だからもっと上手く描けたよ」

五十嵐にとって赤塚不二夫は漫画の師匠。

そして、人生の師匠でもある。

赤塚不二夫は言っていた。

「常識人でないとギャグは生み出せないんだよ」

常識がわかるから壊せる。

でも、娘の赤塚りえ子さんにとっては、

「ちょっとダメダメな父親」

内容はテレビでは言えないそうです。

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