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2016年3月2日のTOKIOカケル。
ゲストは大物俳優、北大路欣也。
俳優生活60年。
高倉健との秘話を話してくれました。
俳優人生でもっとも過酷なロケ!
1977年公開の映画「八甲田山」
軍隊が演習中に遭難した実話を映像化したもの。
「天は我々を見放した!」のセリフが有名。
北大路欣也は当時34歳。
マイナス17度の雪山での撮影。
ファーストカットの出演者は雪上車でロケ地へ。
他の人は1時間歩いていく。
寒さで軍帽の先にツララができる。
それを端から指で取り除く。
でもまた軍帽の先からツララができる。
通常では考えられない世界。
ぐっしょり汗をかいた状態でロケ地に到着。
5時間の吹雪待ち!
先にロケ地に入っていた高倉健。
他の出演者に必要な装備を教えてくれていた。
撮影期間は40日。
新雪で撮影しないといけない。
裏で練習し、ポジションで吹雪待ち。
遭難の映画なので撮影時は本物の吹雪待ち。
ここはもう、やけくそ。
5時間待って我慢できなくなった。
「まだか~」
スタッフに声をかけた。
返事は「健さんは6時間待ったぞ~」
あと1時間待たないわけにはいかない。
北大路欣也は高倉健にしごかれた?!
高倉健はジムでよく体を鍛えていた。
京都なら撮影所にジムがあった。
東京はジムの草分け、クラークハッチ体育センター。
多くの俳優や著名人が通った場所。
高倉健は身長181センチ。
北大路欣也は173センチ。
体型は明らかに違う。
でも同じメニューをさせられた。
「きつかった~」と当時を振り返る北大路欣也。
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