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2016年6月4日の王様のブランチ。
BOOKナビゲーターの早稲田大学准教授の市川真人。
大人女子に送る本をピックアップ。
その一冊が小泉今日子の自叙伝的エッセイ。
黄色いマンション 黒い猫
雑誌「SWITCH」
小泉今日子は9年間エッセイを連載。
それをまとめたのが「黄色いマンション 黒い猫」
「私は原宿を歩きながら、
過去や、未来や、自分の心の中を旅した。
この本は、その私の旅の記録です。」本文より
黄色いマンションに住んでいた小泉今日子
アイドル小泉今日子を作った街、原宿。
小泉今日子は黄色いマンションに住んでいた。
そして近所にあったレンガ色のマンション。
そこに小泉今日子のボーイフレンドが住んでいた。
当時ファンは知らなかった小泉今日子の秘めた恋。
そして中学時代、デビューのきっかけ。
父と姉の死についても語られている。
人を好きになる本
BOOKナビゲーター市川真人のおススメポイント。
小泉今日子の「黄色いマンション 黒い猫」
人を好きになる本！
小泉今日子はいろんな人について書いている。
娘みたいなお母さん、
口下手なお父さん、
すっごい怪しくてうさんくさいけど魅力的なマネージャー、
カワイイカワイイと言って走ってきて抱きつく男の子。
小泉今日子の人間観察が素晴らしい。
そして何よりも文章が上手い。
その辺の小説家よりも上手いと絶賛のエッセイ。
キョンキョンのファンに読んでもらいたい。
そしてキョンキョンと同年代の人々。
同年代じゃない人々にも読んでほしい一冊です。
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