スポンサーリンク
2016年7月27日のふるカフェ系
朝8時、軽井沢駅に降りた真田ハル。
今回の目的地は別荘をカフェにしたもの。
贅沢モーニングを食べるのです。
ベンガラ壁の赤いカフェ
元別荘のカフェ。
豪華なイメージを持っていた真田ハル。
でも、違った・・・。
カフェは山小屋風。
壁はベンガラ塗りで暗めの赤。
直射日光に強く、防水防腐効果がある。
板の張り方は南京下見。
板材を斜めに張り雨水を防いでいる。
2本ある煙突。
あれはもしかして土管を利用?
外国人が築いた軽井沢
軽井沢は江戸時代、旧中山道の宿場町だった。
明治時代。
カナダ人宣教師ショーが最初の別荘を建てた。
旅籠の空き家を再利用し質素な作りに。
明治後期には滞在者の7割近くが外国人に。
軽井沢は外国人によって開拓された。
今回のカフェも旅籠の建材を再利用。
下水道の土管を煙突に利用している。
松方ハルゆかりのカフェ
元駐日アメリカ大使ライシャワーの妻。
松方ハルさん。
祖父は元総理大臣。
松方ハルさんもここの元オーナー。
この別荘で多くの人が過ごした。
カフェの店内
店内に入る。
両側の壁は大きくくり抜かれ部屋が見える。
左側は落ち着いた感じ。
右側は窓が大きくて開放的。
暖炉もあって、別荘って感じ。
真ん中の席に特徴的なテーブルが置いてある。
軽井沢彫りのテーブルセット。
テーブルの縁や椅子に桜の模様が彫られている。
桜は日本の象徴。
外国人に受け入れられた模様である。
以前のオーナーから受け継がれたテーブルセット。
今は店主の榊原亮輔さんが大事にしている。
スペシャルモーニング
軽井沢産の野菜とフルーツ。
厚めのトースト。
野菜スープとドリンク。
ミニキャロットは葉付き。
青々とした葉が鮮度の証。
丸々としたソーセージは肉汁ジュワワワ・・・。
燻製の香りが食欲をそそる。
このソーセージも軽井沢で作られている。
作ったのは宮下馨さん。
桜のチップを使用。
珈琲で最後に燻して、独特の香りを付ける。
5時間スモークしたソーセージを是非食べてほしい。
森瑤子が過ごした別荘
カフェの2階はほとんど回収していない。
天井には碍子引き。
昔のものが今も使われている。
窓の向かって置かれた机。
机の上に万年筆と原稿用紙。
1980年から5年間、作家森瑤子が使用した。
1978年”情事”ですばる文学賞を受賞。
軽井沢彫りのテーブルも当時あったもの。
丸石を組まれた暖炉も昔のまま。
森瑤子の娘へザ―さんの郷愁を誘う。
この別荘は一時空き家だった。
2012年カフェ”涼の音”に生まれ変わった。
スポンサーリンク