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2016年7月3日の関ジャム。
ゲストはドリカムの中村正人。
中村正人が吉田美和への不満を語る。
中村正人が天才吉田美和を称賛する。
その内容とは?
少女だけど極悪な吉田美和
音楽の神様に愛された吉田美和。
「少女がそのまま大人になった」
小藪の表現がピッタリ。
2002年、独立して自ら会社を設立。
吉田美和という商品を売る。
そのシステムを作ることに専念した中村正人。
しかし、人間的には吉田美和を嫌い!
中村正人にとっては極悪そのもの!
会った時から完成していた吉田美和
中村正人と吉田美和との最初の出会い。
バイトで演奏した先で歌っていたのが吉田美和。
「曲とか書いちゃうの?」
その時に歌ってくれた曲。
”週に一度の恋人”
雷に打たれたような衝撃を受けた中村正人。
「コレで食っていこう!」
最初はソロアーティストとして売るはずだった。
しかし、どこにも引っかからなかった。
それで、ドリカムを結成。
俺にも歌詞作りさせてよ!!
ドリカムの作詞は吉田美和が担当。
昔、作詞もしていた中村正人。
30年前。
「中村さんには歌と作詞の才能はない」
はっきり吉田美和に言われた。
音楽担当になった中村正人。
音のことばかり考えている。
そのせいか詩への理解が薄いかもしれない。
吉田美和の詞を全然違う解釈をしている時がある。
中村正人は吉田美和からすごく怒られる。
「どういう意味なの?」とは聞けない。
そう聞くこと自体がおかしいと感じる吉田美和。
吉田美和の思いは詩の中にある
プロモーションを嫌う吉田美和。
「言いたいことは詩の中に書いている」
だからテレビに出たくない吉田美和。
テレビ担当は中村正人になった。
でも、中村正人だって出たいわけではない。
音楽の神様が降りる瞬間
音楽の神様に愛された吉田美和。
神様は突然降りてくるらしい。
例えば、横断歩道を歩いてる時。
急に立ち止まる吉田美和。
「紙、紙、紙!」と言われて紙とペンを差しだす。
寝ている時にも降りてくる。
突然起き上がることもあるらしい。
ベッドサイトにはメモは欠かせない。
中村正人が理解できない吉田美和
「SNOW DANCE」の歌詞。
”ハラハラ舞う雪になって”の”て”の音。
吉田美和の提案で当初よりも低音に。
「低音にすることでヒットしなかった」
ちょっと根に持っている中村正人。
「吉田がヒットを潰しましたね」
不安定な感じが素敵だとは思いますけどね。
吉田美和は比喩の天才
2010年の「ねぇ」
この詩の中に吉田美和のスゴさが隠されている。
”どのポケットも 思い出でいっぱいの
その服を もう 脱いでみようよ”
ポケットという比喩を使用。
”かならず
心から笑える日は やって来るから”
直接的な言い方で明快な答えを出している。
比喩と直接的な言い方の名バランス。
ボツのおかげで名曲誕生
名曲の多いドリカム。
しかし、ボツになった曲も多い。
CM用の曲がボツなった。
苦しい時に無理に書かせた曲。
ボツになったことが言い出せなかった中村正人。
でも、締め切りがある。
「ごめん、美和ちゃん。ボツになって・・・」
黙る吉田美和。
「できた!」
その時に出来た曲。
「うれしい!たのしい!大好き!」
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制作するのに困った曲
吉田美和はアカペラでテープに吹き込む。
それを楽譜にするのが中村正人の仕事。
製作するのに困った曲がある。
「サンキュ。」である。
最初聞いた時、全然意味がわからなかった。
「何この 変な曲!!」
拍子が均等じゃない。
途中で間が入る。
中村正人にとっては不可思議。
ドリカム解散の危機!
「詩ががのらない」
「詩がのりにくい」
吉田美和の恐怖の言葉。
これで全てやり直しになることも多い。
吉田美和が中村正人に反抗。
それが95年頃。
「ソロアルバムを出したい!」
一人でやりたがった吉田美和。
当初アルバム作りから外されていた中村正人。
「僕の仕事が終わったな・・・」
解散を意識した中村正人。
しかし、最初にお願いしたプロデューサー。
参加できなくなった。
「中村さん、やる?」
それで、プロデューサーすることになった中村正人。
吉田美和の言葉に傷付く
男女混合のグループ「いきものがかり」。
結成してから10年。
小競り合いもいろいろあった。
「いきものがかり」から中村正人への質問。
1988から結成しているドリカム。
やめたいと思った瞬間はあるのか?
個人的にはちょいちょい辞めたい中村正人。
理由は二つある。
1力が及ばないと感じた時
2吉田美和にめちゃくちゃ腹立った時
吉田美和はほんの一言で急所を付く。
中村正人が傷付く言葉を知っている。
やはり中村正人にとっては極悪なのか?
LOVE LOVE LOVEの秘話
ファンが選んだ名曲第1位。
「LOVE LOVE LOVE」
中村正人が作詞作曲した曲を元に誕生。
”愛してる”という言葉を初めて使った曲。
それまで直接的な言い方を吉田美和は嫌っていた。
デビュー前の中村正人の曲「ホワイトデー」が原曲。
当時の彼女の為に書いた曲だった。
吉田美和に聞かせていたが忘れ去られていた。
ドラマの主題歌の仕事。
挿入歌を担当した中村正人。
主役用に「ホワイトデー」を推した。
吉田美和「ちょっと待って!来た!」
「コレ、主題歌だ」
そこで”ねえ どうして?~”
吉田美和に歌詞が降りてきた。
しめた!と思った中村正人。
吉田美和が考えた歌詞”ルルルル・・・”。
中村正人は違う詩を考えていた。
しかし、こっちの方が切なく響く。
エンディングの”LOVE LOVE愛を叫ぼう”
初めは詩が入ってなかった。
何か足りない。
吉田美和にまた詩が浮かんだ。
それで”LOVE LOVE LOVE”が完成。
吉田美和の一番のファン
憎たらしい時もある吉田美和。
しかしその才能に惚れている中村正人。
吉田美和の歌を多くの人に伝えたい。
それを使命だと感じている。
やはりドリカムは二人じゃなきゃね。
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