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2016年9月3日放送の王様のブランチ。
直木賞作家・辻村深月の最新作。
「東京會舘とわたし」(上)旧館と(下)新館。
東京會舘を巡る感動の物語。
辻村深月と東京會舘
「鍵のない夢を見る」で直木賞を受賞。
東京會舘は直木賞記者会見会場。
辻村深月とのつながりはその前から。
結婚式を東京會舘で挙げていた。
東京會舘のスタッフにその話をした。
「勿論覚えてますよ おかえりなさいませ」
辻村深月は熱いものを感じた。
「本当に書きたかった物語!」
本の帯の言葉に東京會舘への想いが込められている。
刊行記念フェアコース
東京會舘は建替えの為休業中。
営業再開は平成18年度。
東京會舘に行けない~。
でもご安心を!
浜松町東京會舘をご利用ください。
「東京會舘とわたし」の刊行記念。
9月30日までフェアコースをご用意。
コースのお値段はサービス料別で6500円。
舌平目の洋酒蒸ボンファムも含まれる。
最初に結婚式を挙げたカップルにも使われたメニュー。
看板メニューで歴史を感じてほしい。
取材をもとにしたリアルな物語
お礼の手紙をくれるお客様もいる。
その思い出を取材に行った辻村深月。
スタッフにも取材。
ある老婦人の物語を書いた。
一人でレストランの訪れた老婦人。
夫が生きていれば金婚式のはずだった。
その話を聞いたスタッフ。
黙ってもう一人分テーブルセットを用意。
「ここに来れば何時でも夫にあえるのだ」
お客様に寄り添うスタッフの姿が見えた。
東京會舘のプティガトー
「家に持ち帰る本格的なクッキーを作ってほしい」
事業部長の田中の提案。
その熱意に動かされのは初代製菓長、勝目清鷹。
それが”プティガトー”。
たっぷりのバターを使ったクッキーが大人気となった。
日本と東京會舘の成長物語
1922年から始まった旧館。
1972年に建替えをした新館。
2代の東京會舘を描いた物語。
東京會館の成長の物語であり、
近代日本の成長の物語でもある。
たくさんのエピソードの中に共感できるものがある。
そして移り変わった時代を感じられる1冊。
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