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2016年10月7日(金)放送のバイキング。
ゲストは鳥越俊太郎氏。
今だから話せる都知事選の舞台裏。
どこまで本音がきけるのか?
いつどのようにして出馬の決心をした?
告示の3日前。11日に出馬の決心をした。
そして12日に出馬表明。
後出しジャンケンどころではないギリギリジャンケンだった。
このままでは後悔すると思い、民進党の松原仁氏に電話をした。
何故、電話をしたかというと、前回の舛添氏の都知事選の時に、海江田氏と松原氏が挨拶に来た。
その時は断った。
だけれども、今回、自分が出馬を決心した時、自然と松原仁氏の名前が頭に浮かんだ。
当時、松原仁氏は古賀茂明氏と握手をしていて、それどころではなかった。
だから僕の話は全然聞いてくれなかった。
それで最終的には、もう一人の知ってる人、長妻昭氏に電話をした。
そしたら話が動き出して、その晩の8時に民進党の岡田代表が自宅に会いに来た。
何のために来るのかと思ったが、それは確認の為だった。
野党統一候補にするためには本人の意思を確認しなければならない。
ちゃんと代表が確認した後でないと責任を持って動き出せない。
これが会いに来た理由だった。
当選する自信はあった?
当選する自信はなかった。
街頭には多くの人が来ていたが、その人達は自分の支持者。
問題は街頭演説を聞きに来てくれない人達。
当選するには、その来てくれない人を、どう取り込むかがカギ。
立候補する前から小池劇場をマスコミで展開していた小池百合子氏。
その小池百合子氏に勝って、無党派層を取り込む自信はなかった。
宇都宮さんについて
僕(鳥越俊太郎)のほうから宇都宮さんに降りてくれと言ったことは一度もなかった。
会ったのは2回。
話の内容は殆ど雑談。
宇都宮氏からは彼の政策のチラシを貰った。
その内容に殆ど同意できる内容だったが、僕から立候補断念を要請したのではないので、いわゆる政策の擦り合わせをした訳ではなかった。
民進党岡田代表の辞任はどう思った?
新宿のバスタで街頭演説をしている時に、その岡田辞任の一報を聞いた。
投票日の直前に大将が辞めるなんて何事かと思った。
後で民進党幹部から聞いたこと。
都知事選で負けたから代表を辞任するという形はとりたくなかった。
そして、もう一つの理由。
それは参院選で機能した野党共闘の問題。
それが都知事選では機能しなかった。
都知事選後に辞任すると野党共闘路線にも赤信号が灯る。
それは何としても避けたかった。
これが岡田辞任の真相。
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