スッキリ京都府向日市激辛商店街が観光客20万人誘致成功の裏


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2016年12月22日(木)放送のスッキリ。

町起こしサクセスストリー・京都激辛商店街をルポ。

京都府向日市(むこうし)。

面積は渋谷区の半分。

人口は5万5千人。

西日本一小さな市。

シャッター街になりそうだった商店街の挑戦の記録を紹介!

世界一辛いお好み焼き

京お好み 久蔵。

世界一辛い?激辛お好み 1296円

その世界一辛い秘密。

それはブットジョロキアの実。

タバスコより200倍辛い唐辛子。

それをソースにあえる。

これで終わりだと思ったら大間違い。

仕上げにタバスコより500倍からいサドンデスソースを投入。

そして生地のなかにもブットジョロキアの粉末が。

鉄板から上る蒸気でもむせるほどの辛さ。

絶対に無理して食べてはいけない辛さ。

完食率70%。

その味は痛ウマ。

ソースとデスソースの絡み合いがコクを生む。

辛いだけでなく美味いを両立するのに2年の月日。

その努力があって売上20%アップ。

全国から激辛マニアが来店するほどになった。

激辛商店街の仕掛け人

京都府議 磯野勝氏(52歳)。

何故、激辛で町おこしを始めたのか?

最初は竹で町おこしをしようとした。

それは向日市が竹の産地だったから。

全長1.2㎞の竹の径は有名。

竹馬全国大会を企画。

でも企画がマニアックすぎて成果が出なかった。

結果は年間観光客3000人。

このままでは商店街がシャッター街になる危機。

そこで考えたのが激辛。

くせになる味はリピーターを呼ぶ。

そんな単純な発想。

激辛商店街のアクセスはこちらから

http://www.kyoto-gekikara.com/map

最寄り駅は阪急西向日駅・東向日駅ですよ!

その激辛企画は2009年にスタート

当初は20店舗の参加が今では72店舗に!

複合効果は激辛食材の生産と激辛キャラクター。

激辛メニューを作る為には激辛食材が必要。

その声にこたえたのが向日市の農家。

ハバネロ、ジョロキアなどを地元農家が栽培。

地産地消にきっかけに。

さらに助成金を使ってキャラクター作り。

向日市駅前にからッキーのモニュメントを建立。

そして看板・のぼりも市が負担。

激辛聖地の証KARA-1グランプリ

2012年に始まった激辛グルメ日本一決定戦。

名付けてKARA-1グランプリ。

これが来客数に火を点けた。

2008年の竹で町おこしは3000人。

それが激辛商店街発足時に60,000人。

そしてKARA-1グランプリで10万人達成。

2015年には20万に!

なんと7年間で70倍の動員となった。

これで激辛=向日市。

こんなブランディングに成功。

収益の増大は収益の再投資にあり

年間1万円しか会費を取らない激辛商店街。

みんなで知恵を出し合うイベントで収益を図らねば次がない。

そして上がった収益をまた企画に投入する。

収益、正のスパイラル。

こんな努力が実って、進出してきたショッピングセンターも加入。

大店舗と地元商店街がコラボする稀なケースとなった。

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