情熱大陸パリのルーブルで中塚翠涛の書が人の心に響く理由!


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2017年1月15日の情熱大陸。

書家で美文字の先生、中塚翠涛(なかつかすいとう)。

書家の領域にこだわらない。

2016年パリのルーブルで展覧会が行われた。

映画ドラマ「スペック」の文字の主

戸田恵梨香が主役のドラマ「SPEC」。

戸田恵梨香の書道のシーン。

手元は中塚翠涛

ペン字練習帳でブレーク。

月刊誌では時の人の名前をお題にして連載。

羽生結弦の羽生。

字がまるで四回転しているみたい。

”北斎”の文字では周囲に”楽”の文字。

落下傘で下降しているみたい。

ルーブル美術館で展覧会

2016年12月中塚翠涛が展覧会。

海外での大規模な展覧会は初めて。

しかもルーブル美術館。

会場は地下300㎡の空間。

巨大!

フランス国民美術協会が招聘

会長のミシェル・キング会長。

「招待されるのは名誉なことでアーティストとしてトップの証明といえる」

墨の文字を愛する中塚翠涛

展覧会の2か月前。

東京、浅草で書道道具店を訪ねる中塚翠涛

愛用の硯を持参。

18世紀に中国で彫られた石を使用。

長く使用して墨がこびりついている。

ヤスリで削ってもらうと、硯が蘇る。

つやが出た。

墨を試してみる。

墨の中の青がキレイに出る。

滲み方も中塚翠涛好み。

「まるで宇宙…」

先達から学んで発展させる

都内のマンションを活動拠点とする中塚翠涛

先達の書を真似る臨書を行う。

はね、とめの位置を確認しながら慎重に書く。

文字は表面からみると読める。

横になったらどうだろうか?

文字が歩きだしたら?

幼いころからそんなことを考えていた中塚翠涛

現在の完成で文字を見つめ直すのが中塚翠涛の感性。

書家は一人で戦う

尾道のホテル。

モダンなチャペルをアトリエとして借りる中塚翠涛

墨を磨きながら精神を統一。

しかし書けない。

書きたいものが降りてこない。

夜になって筆が動き出した。

何度も書くが定まらない。

東京に戻った中野翠涛。

初めは一つの文字の中に入るイメージを持っていた。

でも、文字を重ねて感情の変化を出してもいいのかなと変化。

作品を巨大な和紙に書いて吊るす。

そのアイデアを考えたのはこの時。

石版画に挑戦

パリで展覧会の製作を始める中塚翠涛

パリは空港が近い。

青空に長い飛行機雲が見える。

中塚翠涛には緊張した様子がない。

石版画の工房IDEMを訪問。

今回の展覧会で石版画に挑戦。

水と油が反発しあう性質を利用するのが石版画。

その時にしか出ない味わいが楽しめる。

出来上がったのが”楽”。

さっき見た飛行機雲から得たインスピレーション。

楽しいという字でワクワク感を表現。

今日、この瞬間だからできた作品。

ルーブル美術館での展覧会前日

オープン前日。

展覧会の準備。

長さ4.5mの和紙5枚。

合わせると巨大な”円”が出来上がる。

会場のあちこちに石版画の作品も飾る。

展示が全て終了したのは真夜中。

展覧会当日

翌日のパリは快晴。

縦長の白いオーガンジーの生地が揺れる会場。

動く文字が投影される。

滲み、流れる文字も投影。

そしておおきな”円”を描いた空間。

白黒だけではない、青や紫、黄色を使って表現。

「魔法にかかったみたい」

「見れば見るほど発見がある」

観客からの評判も上々だった。

書は人なり。

文字と戯れる中塚翠涛。

言語も文化も飛び越え人の心に響く。

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