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2017年2月20日放送のおはよう日本。
アレルギーの日にちなんで新しい治療法を紹介。
それは経口免疫療法。
食物アレルギーの典型症状
食物アレルギーとはアレルギーのある食べ物を食べた時に以下の症状を発症すること。
湿疹・おう吐・呼吸困難などが典型。
最悪の場合、死に至ることも。
1歳未満の子供の10人に一人の割合で患者がいる現況。
都内に住む40代の母親の娘の例
生後3カ月の時、様々な食べ物のアレルギーがあると診断される。
検査では全ての食物についてアレルギーを特定することは不可能。
ゆえに、子供が食べた食材を毎日記録。
アレルギー反応が出るものをチェックしていく。
こんな毎日で母親の精神状態は疲労の極致に。
新しい療法としての経口免疫療法
アレルギーのあるものを、あえて食べさせ耐性をを身につける療法。
わずかな量を毎日決まった時間に食べさせる。
そして医師によって耐性がついたか確認。
耐性の状態によって食べる量を増やしていく。
必ず専門知識を持った医師の指導の下に実施するのが条件。
国立病院機構相模原病院の海老澤元宏医師は言う。
完全に止めている状態からいかに少しでも取れるかを目指すこと。
それが食物アレルギーをよりよくする第一歩。
まず専門医療機関で大丈夫な範囲をきちんと診てもらう。
そして治療を進めていく。
それが大事。
なお平成24年の段階では、日本小児アレルギー学会は、経口免疫治療法を標準治療としては推奨していません。
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