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2017年3月12日のがっちりマンデー!!
村立・町立ビジネス特集。
過疎化を救う!
北海道の小さな村が始めたビジネスとは?
北海道で一番小さな村
北海道の北部にある音威子府村。
人口は800名ほど。
北海道で一番小さな村である。
過疎化著しく、村がなくなる危機。
それを脱する為に音威子府村が行ったこと。
それは”おとこう”の設置だった。
村を救う”おとこう”とは?
音威子府村を救う”おとこう”とは何か?
それは役場のすぐ近くにあった。
”北海道おといねっぷ美術工芸高等学校”。
略して”おとこう”。
村立の工芸高校である。
全国から生徒が集まる工芸高校
”おとこう”の生徒は115名。
音威子府出身の生徒は一人もいない。
道内、道外からの生徒ばかり。
”おとこう”の前身は普通科だった。
昭和50年に生徒の数が1桁に。
廃校の危機に直面した。
もっと個性的な学校にならなければいけない。
全国から生徒が集まる工芸高校に転身した。
人口の2割りは学校関係者
生徒はすべて音威子府出身ではない。
学生寮で生活。
村民として登録。
職員や家族も移住。
学校関係者で音威子府村の人口の2割を占める。
村は学校と共に成り立っている。
学業に集中できる
カラオケもゲーセンもない音威子府。
コンビニは村に1軒のみ。
立地はよろしくない。
どうして生徒は集まるのか?
でも、おかげで学業に集中できる。
工芸に使う木材は無料で提供される。
村が生徒たちをフルサポート。
親御さんたちも安心して預けられるのである。
卒業後の移住者も増えている
”おとこう”にかかる村の経費は年間1億円以上。
それでも村には旨味はあるのだろうか?
ヒントを与えてくれたのは、実習助手。
澤口将達さんは、”おとこう”の卒業生である。
札幌で就職したが、今の仕事をしたくて移住。
そんな卒業生のリターンが増えている。
そば農家、寮職員など。
音威子府村のファンを増やすこと。
それが音威子府村の狙いなのである。
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