情熱大陸森本喜久男カンボジアでシルクを村ごと再興した男!


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2017年4月9日(日)放送の情熱大陸。

カンボジアで活躍するテキスタイルデザイナー森本喜久男

古都シェムレアップの郊外。

アンコールワットから車で30分の場所。

カンボジア各地から人が集まってくる村が。

ここに世に2枚とない絹織物がある。

シルクを求めてやってくる人々

シェムレアップ付近には意外にもパークハイアットなどの高級ホテルがある。

シルク織物に適した顧客が存在する街なのである。

顧客は昔ながらの製法で作られたシルクにみな驚嘆する。

森本喜久男は言う。

一番大切なことは、ちゃんと売れる布を作ること。

売れない布を作ったら、みんなが生活していけない。

フランスのファッション誌マリー・クレールにも取り上げられた。

”シルクの達人!”

一度はすたれかけたカンボジアの絹織物。

森本喜久男は20年の歳月をかけ、職人を育て、村を作り、森を育てた。

膀胱がんとの闘い

余命5年と宣告された。

手術も放射線治療も拒んで、その5年が過ぎた。

いつ死んでもおかしくない。

生きてる間に自分ができることをやり切って死にたいから頑張ってきた。

シルクの伝統を明日に託す

森本喜久男が作り上げた村。

現在、人口は70人ほど。

子育てをしながら穏やかに仕事ができる環境。

染料は全て草木や昆虫など天然由来。

自然からのめぐみだ。

アンコールワットの遺跡からも織物の文化があったことがうかがえる。

だが、その伝統も20年に渡る内戦で途絶えた。

伝統の復元に挑戦

森本喜久男の仕事は伝統の織物を復元し、それを基に新たに創る仕事。

それは伝統を守る仕事じゃない。

伝統を創る仕事なんだ。

それは土地を手に入れ自ら村を創ることから始まった。

村人が織物で生計を立てること。

それこそが文化を明日に伝える唯一の道。

染色前の絹糸は眩いばかりの黄金色。

黄金色の生糸を吐くのはカンボウジュ種の蚕。

絶滅しかけていたものを苦労して手に入れた。

餌の桑の木も栽培。

絹織物に必要なもの全てをまかなうには豊かな自然が必要だった。

村人と協力して育てた森

広さは東京ドーム5個分にもなる。

布が織られるためには生糸が必要。

蚕が必要。

そのためには桑畑が必要。

普通、織物と森なんてストレートには繋がらない。

僕にとってはストレートに繋がっている。

森からは天然の染料がとれる。

ベニノキ、インディアンアーモンドの葉。

村で創られる布には先人の知恵が詰まっている。

命のこもった、心のこもった本当の手作り。

そういう布がこの村から生み出されていく。

今にも息絶えそうになったカンボジアシルク。

それを蘇らせた男の存在がここに在る。

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