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2017年6月3日のサワコの朝。
ゲストは森山未來。
俳優であり、ダンサー。
それともダンサーであり、俳優か。
表現することは同じだが、表現方法は異なる。
エネルギーは発散させる為にダンス
森山未來は幼少期、落ち着きがなかった。
ファミレスの各テーブルの爪楊枝入れを倒し回る。
ちょっとした問題児。
この子のエネルギーをどうにかしたい。
ジャズダンス教室に通うことになった。
森山未來、5歳。
まだダンス教室に行く男子が少なかった頃の話。
宮本亜門に見出される
宮本亜門のミュージカル”ボーイズ・タイム”。
森山未來は15歳でオーディションに参加。
18歳以上を応募していたが、合格。
ダンスの実力で役を勝ち取った。
しかし、やはり15歳。
実力はまだまだ足りなかった。
役者としてのランスが取れなかった。
劇団☆新感線の魅力に気づく
15歳で古田新太を知った森山未來。
ロン毛で雪駄、チャラチャラしたアクセサリー。
近寄ったらいけないタイプだと警戒。
目つきに警戒心を孕ませてにらんでいた。
森山未來は劇団☆新感線でも仕事。
色んなものをごちゃ混ぜに詰め込んだ舞台。
「何がオモロインダってやっていた」
面白さに気づいたのは、後からの話。
踊る体をキープするのに苦労
着々と芝居の世界の需要に応える森山未來。
「映像の仕事が忙しくて踊る体がキープできなくなった」
ダンスの練習はしている。
しkし、一旦離れると怖くなる。
体だけが離れていく感覚が続いた。
20代前半の頃。
それがきつかったと話す森山未來。
ヒト以外を演じる
コンテンポラリーダンスに出会った森山未來。
ジャズダンス、バレエなど確立されたダンスではない。
自由な身体表現をするダンス。
森山未來は身体でヒト以外を表現した。
”カフカの「変身」”では、虫。
”100万回生きたねこ”では、ネコの体を表現。
”DUST-ダスト”ではチリやホコリになった。
小さな振動で舞い上がり、舞い落ちるチリ。
言葉では伝えきれないものを全身で表現する。
どの体型でも表現はできる
NHKドラマ「みをつくし料理帖」。
森山未來は侍の役。
着物を着る役の時は、少し太る。
それが森山未來の常。
森山未來のお腹は今少し出ている。
重心が低くなった体系。
「この体だからこそできる表現ができる」
発想が道が明るくなったと語る森山未來。
「今後の仕事は?」
阿川佐和子に聞かれた森山未來。
「今一番ガチャガチャしている」
でも自分の中では有機的につながっている感覚がある。
ダンサー、俳優の肩書に縛りつける必要ではない。
森山未來は森山未來である。
サワコは森山未來と会って、
「自由闊達な気持ちになった」と話す。
森山未來のエネルギーが伝わったようですね。
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