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2017年7月17日の羽鳥慎一のモーニングショー。
暑い夏、熱い甲子園の季節がやってきた。
全国の球児たちが甲子園を目指す。
7月8日東東京と西東京合同に開会式が行われた。
注目されたのは選手宣誓!
早稲田実業の清宮幸太郎選手の選手宣誓が絶賛された。
昔は定型文があったのに。
いつから選手宣誓は自由型になったのか?
小林麻央の言葉が影響
「私たちは野球を愛しています」
清宮幸太郎選手の選手宣誓の始まり。
先月亡くなったフリーアナウンサー小林麻央。
夫・市川海老蔵への最期の言葉。
「愛してる」
この言葉の重さを感じて、宣誓に使用することになった。
野球への強い思いを伝えたかった。
以前の定型文タイプ選手宣誓
「宣誓 我々選手一同は
スポーツマンシップにのっとり
正々堂々と闘うことを誓います」
これは選手宣誓の定型文。
この言葉を言うのが当たり前の時代があった。
最近は自由型。
いつから自由型になったのか?
調べた人がいる。
関西学院大の陣内正敬教授。
自由型のハシリ
1984年。
第66階全国高等学校野球選手権大会。
選手宣誓は福井商業高等学校の坪井久晃主将。
「若人の夢を炎と燃やし力強くたくましく
甲子園から大いなる未来に向かって
正々堂々闘い抜くことを誓います」
定型文ではない自由な表現を使用。
自由型になった流れとは?
坪井主将が選手宣誓に選ばれた。
定型文を読み上げると思っていた坪井主将。
しかし、大会関係者から、
「明日までに考えて紙で提出してほしい」と。
これは大変なことになった。
野球部員全員と宿舎で3時間話し会った。
出来上がったのがあの選手宣誓。
キーになる言葉は「炎」。
これは福井商業の炎のエンブレムに由来する。
「炎」は野球部のテーマ。
炎のように燃えろっていう思いが込められている。
続々とアレンジバージョン
翌年の1985年。
夏の地方大会。
各地でアレンジバージョンで選手宣誓が行われた。
埼玉では「うちに秘めた限りない技と力を…」
滋賀は、「湖国球児らしく…」
高知は、「輝く21世紀に向かって…」
佐賀は、「本大会を人生の糧とする…」
鹿児島は、「青春にすべてをかけて…」
それぞれの想いを選手宣誓にこめているのです。
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