アナザースカイ平井堅がNYで味わった英語学習の挫折と人生!


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2017年8月25日のアナザースカイ。

平井堅のアナザースカイ、

New York。

平井堅が14年前に3カ月滞在した街。

懐かしのマンション

ニューヨーク。

27st 6th Ave。

14年と比べて街は変化。

知らない店が多い。

以前住んでいたマンションへ行く平井堅

警備員がいる高層マンション。

警備員に話しかけてみる平井堅

14年前に3カ月だけ住んでいたと話すと、

「ザッツ クール」と返された。

あまり興味がないみたい。

アメリカへの憧れ

英語の歌が好きだった平井堅

英語の「you know?]とか「uh-huh」って響きに憧れ。

外人と間違われた平井堅

もっと外人に近くなりたかった。

思い出の味

14年前の平井堅が良く行っていた店。

”Cafe Habana”

お気に入りはGrilled corn。

トウモロコシに粉チーズとマヨネーズをかけて焼いている。

これが美味いのです。

東京にも出店しています。

英会話学校で号泣事件

Berlitz ニューヨーク校。

平井堅が通った英会話学校。

平井堅はいい生徒ではなかった。

上達が遅かった。

それでも毎回レッスンをレコーダーに録音。

通い始めて2か月くらい経った頃。

ある先生から言われた。

「録音を消しなさい」「止めなさい」

英語が上達しなくて焦っていた平井堅

涙が出てきた。

感情があふれだして英語で訴えた。

第二言語を話すのがどんなに大変なことか、

「あなたがこれから日本語をマスターしたいんなら、

録音したくなるはず」

泣きながら言ったが、相手は知るかって感じ。

その先生には平井堅の思いは届かなかった。

平井堅から話を聞いたBerlitzの英会話教師。

生徒が英会話を学ぶためにすることには賛成。

平井堅は英語で言いたいことを表現できている。

過去の経験を説明する時に正しく時制を使っている。

でも、平井堅は納得のいくレベルには到達しなかった。

号泣事件以降、英会話学校から足が遠のいた。

カラオケがセラピー

”Japas38”

ミッドタウン、イーストのカラオケ屋さん。

趣味がカラオケの平井堅は週一で通っていた。

カラオケで歌うことは平井堅にとってセラピー。

歌うのが楽しいと感じる平井堅

平井堅には行きつけのスナックがある。

しかしそこのママは2時過ぎると機嫌が悪くなる。

だから次にカラオケボックスへ行っていた。

不安と恐怖だらけだった

平井堅がデビュー後5年間。

鳴かず飛ばずで崖っぷち。

8枚目のシングル”楽園”が大ヒット。

崖っぷちから脱出成功。

しかし誤算があった。

歌をたくさんの人に聞いてほしいのと、

自分が有名になることが繋がってなかった平井堅

しかも当時はアフロとドレッドしかも派手なシャツ。

目立つ姿だった。

三軒茶屋で女子に追われ、駅に隠れたこともあった。

街を歩くのが怖かった。

歌を歌うのも怖くなった。

歌詞を間違えたら、音程が狂ったら…。

不安と恐怖で心のバランスが崩れていた。

夢のニューヨーカー

平井堅がマネージャーに辞めたいと言ったのが2003年。

追いこまれて、飛び出した先がNY。

英会話をマスターしてNYに住むつもりだった。

マンションも購入した。

2LDKで111㎡。

同じ間取りの部屋に入ることができた。

イースト川とハドソン川が両方窓からキレイに見える。

「なんて気持ちがいいんだ」

当時の平井堅にとって理想の場所。

特に気に入ったのがお風呂。

NYを見下ろしながら風呂に入ることができる。

ニューヨーカーになって、たまに東京で仕事をする。

しかし英語が上達しなかったので夢は散った。

マンションも済むことなく売却。

偉大な歌手との出会い

英会話では挫折した平井堅

でも悪いことばかりではなかった。

生活が取り戻せた。

日本では人目を気にしていた平井堅

NYでは誰も振り向かない。

自分らしく生きられた。

普通に日常を送ることで、「自分の心を救ってくれた」

レンタルビデオで美空ひばりの特番のビデオを借りた。

こんな歌い手がいるんだと感動した平井堅

欧米の音楽は日本より優れていると思っていた。

そんなことは全然ないとわかった。

日本の歌も同じくして素晴らしいと気づいた。

日本の歌を歌うことの面白さ奥深さがやっとわかった。

NYから先

NYから帰国した平井堅

帰国後初のシングル、”瞳をとじて”。

累計出荷100万枚。

平井堅はNYの前と後で大きく変わった。

2004年以降、いわゆる”詞先”になった。

言葉を重視するようになったのだ。

完璧でなくてもいい

NYに行く前、平井堅は、 

自分に足りないことばかりに執着していた。

英語に対しても焦っていた。

今もできていない。

一生できなかもしれない。

でも「いいじゃん」と思えるようになった。

誰しも完璧ではない。

だから一生懸命に生きる。

それがきっと良い歌い手になることに繋がると気づいた。

何度も行ったNY。

プライベートでは避けていた。

しかし、今回のおかげでNYが好きになった。

平井堅にとってNYとは、

「憧れを育てて日本人である自分の根っこを再び教えてくれた場所」

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