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2017年8月3日のプレバト。
俳句ランキング。
お題は”真夏の海水浴場”。
写真は色とりどりの浮き輪。
藤本敏史と千賀健永の昇格試験の結果は?
千賀健永の句
特待生3級の千賀健永の句。
”潮浴びの 頭驟雨で 洗いけり”
驟雨は、にわか雨のこと。
海水浴の後、潮で濡れた頭を夕立で洗っている風景。
藤本敏史は「お勉強なさったね~」
にわか雨を”驟雨”と表現したことに感心。
臨場感が伝わる
夏井いつき先生の評価のポイント。
上五の是非。
藤本敏史と違って上五に注目。
昇格試験の結果は・・・。
1ランク昇格!
千賀健永は特待生2級に!
夏井先生はリアリティのある想像力を褒めた。
”潮浴び”で潮の匂いやべたべたした感覚を感じる。
それを夕立で洗い流す。
展開に臨場感があると高評価。
但し惜しいところが1点。
中句の最後の”で”。
驟雨を使ってと言う意味になっている。
これを”に”に変更。
驟雨の中でって感じにした方がぴったり。
藤本敏史の句
”あめりかの 歯磨き粉色した 浮き輪”
カラフルな浮き輪を何かで表現したいと思っていた藤本敏史。
アメリカでロケした時のことを思い出した。
日本にはない色とりどりの歯磨き粉。
ライバルの背中は目前
夏井いつき先生の評価はいかに?
ポイントは”歯磨き粉”の位置。
中句に据えた藤本敏史。
これは成功したか否か。
結果は、1ランク昇格!
名人5段になった藤本敏史。
梅沢冨美男は6段。
ライバルの背中を捉えた。
言葉の展開が妙
”歯磨き粉”を中句に置いた藤本敏史。
いい所に置いたと夏井いつき先生は評価。
そして、
”アメリカ”、”歯磨き粉”、”浮き輪”。
バラバラな言葉の展開が面白い。
意外性を作りながら最終的には、
季語である”浮き輪”を主役にしている。
やはり季語を引き立てる句が良い句なのだ。
アメリカの歯磨き粉を知らない人も多い。
それは読み手が想像すればいいこと。
これで藤本敏史ファンの小学生たちも喜ぶ~。
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