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2017年8月30日のWBS。
生涯独身者が増えている。
男女合わせた生涯未婚率。
1955年は1.3%。
2015年は18.7%まで上昇。
この現象を歯止めするしなければならない。
地元企業が婚活を支援している。
企業が婚活を支援する訳とは
愛媛県四国中央市。
2007年9万4532人だった人口が2017年8万8899人。
約5600人が減少。
生涯未婚率は1985年2.6%。
2015年には17%に上昇。
それに伴って出生数が減っている。
この現実は地元企業を直撃した。
四国中央市にあるタニイワ商事。
スーパーで使うポリ袋などを製造している会社。
社長は石川一志さん46歳。
人材不足に悩んでいた。
ハローワークに募集を出しても連絡が来ない。
人口が減少し若い人材が足りなくなっているのだ。
地元企業に声かけ
四国中央市では人材不足を理由に休廃業した企業が増えている。
ここ10年で約300の事業が消えた。
石川社長は取引先の銀行、愛媛銀行を訪問。
仕事ではなく、結婚支援センターの話。
石川社長は結婚支援センターのボランティアをしている。
登録してくれる銀行員の紹介をお願いした。
石川社長は未婚者を減らす為、
地元の企業に声かけをしていた。
会社を登録会場に
えひめ結婚支援センター。
県が運営を支援している結婚相談所。
約880の地元企業や団体、
そして約200人のボランティアが協力している。
企業も少子化対策をする時代。
タニイワ商事を愛媛銀行の3人の男性が訪問。
えひめ結婚支援センターへ登録するのが目的。
石川社長は会社を登録会場として提供。
結婚支援センターに行くには気が重い。
そんな人たちをサポートしている。
登録後のフォロー
某日。
地元企業の独身者たちと飲み会をする石川社長。
既に結婚支援センターに登録済みの独身者たち。
しかし、結婚について危機感があまりない。
優先順位が低いので積極的に婚活できていない。
そんな人たちの背中を後押し。
優先順位を上げるように声かけするのが石川社長の役割。
AIシステムで相手を選ぶ
えひめ結婚支援センターの出張所。
男性が結婚相手を探しにきた。
使用するのは専用の端末。
独自に開発したAIシステムが搭載されている。
ビッグデータからのおススメリストを提供。
本人ではわからないが好みに合いそうな人をピックアップ。
このシステムでお見合いまで至る確率が上昇。
通常13%が29%になった。
現在のおせっかいおばさん
5月に結婚した野口夫妻に話を聞く。
「場を和ませてくれる話をしてくれた」
「PC上だけだったらやめていたかもしれない」
結婚相手をパソコンで選ぶだけでない。
小さなおせっかいで未来の夫婦をマッチング。
えひめ結婚支援センターは全国から注目されている。
視察件数は約3年で60件。
地元企業も巻き込んでの婚活が必要な時代になってきた。
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