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2017年8月9日のWBS。
人材派遣のパソナグループ。
東京駅のそばの本部ビル。
13階に牧場を作った!
大手町牧場
パソナグループ本部ビルの牧場。
大手町牧場。
飼育スペースはおよそ400㎡。
山羊、牛、豚、ふくろうなど約60匹。
空調を使わず、外気に近い温度を維持。
消臭殺菌効果のある薬剤を霧状に使用。
施設内にはカフェもある。
アイスクリーム作りなど親子で楽しめる講座も用意。
酪農家を育成
全国の酪農家は減少し続けている。
1997年には3万9400戸。
2017年には1万6400戸。
10年間で半分以下になった。
酪農家が減れば生乳の生産量も減る。
パソナグループは酪農家の育成を目指す。
南部靖之代表は、子供たちに酪農の大変さを知ってほしい。
そして興味があれば地方で酪農に従事してほしいと話す。
家業から企業へ切り替える必要性がある。
その為の食育、教育、人材育成である。
丹後王国が経営
大手町牧場を運営するのは”丹後王国”。
西日本最大級の道の駅。
丹後王国「食のみやこ」。
2年前、有料だった農業公園を無料化。
道の駅としてリニューアルしたもの。
年間50万人以上が訪れる施設となった。
丹後王国「食のみやこ」は丹後産品を扱っている。
生産者と販売者が一緒になって商品を開発。
酪農家を育成
丹後王国「食のみやこ」に納入している牧場。
”丹後ジャーニー牧場”。
ジャージー牛に特化している牧場である。
牛乳の生産から加工販売を行っている。
ここでも酪農家は減っている。
昭和50年に30軒あったのが今は4軒か5軒。
”丹後ジャーニー牧場”には後継ぎはいない。
10年ほど前からインターン生を受け入れている。
将来の担い手育成に協力しているのだ。
取材時にいたのは高2の研修生が研修中だった。
都心から地方へ
パソナグループの狙いは酪農業を活性化。
丹後王国と連携する酪農家へ人材を送る。
都心の牧場は人材育成のきっかけの一つ。
南部靖之代表は、
「地方の酪農家牧場が東京へ進出し
東京の人材が地方に戻ってほしい」と。
乳製品の自由化が進んでいる。
このままでは日本の酪農は危機状態になる。
その歯止めになることを期待したい。
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