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2017年8月7日のyouは何しに日本へ。
空港で会ったカワイイロシアyou。
日本語は独学で習得。
知っている漢字は”脳卒中”!
youはお医者さん志望だった。
交換留学で日本へ
ロシアyou、ジェニャさん22歳。
幼い頃に日本のアニメや映画を観た。
日本語が美しいと感じて日本LOVE。
今は医師をなる為に勉強中。
オムスク国立医科大学の5年生。
交換留学で日本に。
1か月間、杏林大学で研修。
神経内科の医師志望
東京都三鷹。
杏林大学医学部付属病院。
研修12日目のジェニャさんと再会。
白衣がよく似あっている。
指導医は、綾野水樹先生。
チーム綾野はyouも含めて5人。
14人の入院患者を担当している。
筋肉や神経の病気で身体が不自由になった患者さんたち。
脳卒中やパーキンソン病など。
youはメモ魔
朝10時。
チーム綾野の回診タイム。
患者さんの症状を聞いてまわる。
これは大切な仕事。
日本の医者がどのように患者と向き合っているのか。
ジェニャさんには大事な勉強。
何でもメモするジェニャさん。
毎日起こっていること。
わからない言葉を書く。
初めての雪見だいふく
ジョークがわからないと悔しがるジェニャさん。
どんな言葉も知りたい。
初めて食べた”雪見だいふく”。
名前を覚えたいとメモする。
とても生真面目です。
料理は苦手⁈
留学中は大学の女子寮で一人暮らし。
ジェニャさんの部屋はキッチンと6畳のみ。
部屋には布団だけ。
食事は自炊。
ロシアでは朝食を作っていたジェニャさん。
タマゴでロシア風のクレープを作る。
…はずが、何か違う。
「撮影しなくてもいいです」
泣きそうな顔のジェニャさん。
料理は苦手のようです。
医者になることは母娘の夢
父親とは3から4回しか会ったことがないジェニャさん。
母親とずっと一緒。
社会に役に立ちたくて医者を目指した。
成績優秀奨学生制度で学費はタダ。
母親が懸命に貯めてくれたので留学もできた。
ジェニャさんが医師になること。
それは母親の夢でもある。
初めての回診
ジェニャさんの初めての回診。
患者さんとの会話や検査をyouがリード。
「気分はどうですか?」と声をかけた。
その後何を聞けばわからないくなる。
患者さんに初めて触れるジェニャさん。
患者さんの感覚の違いを確認。
ジェニャさんが初めて回診した患者さん。
堀さん(仮名)。
右半身まひで1週間前から入院。
これからジェニャさんが担当することになる。
コミュニケーションの重要性を知る
ジェニャさんにとっての壁は、日本語。
日本語で患者さんにわかりやすく話すこと。
とっても難しいのです。
研修18日目。
堀さんとコミュニケーションをとりに行くyou。
戻ってきた。
寝ていたので遠慮したジェニャさん。
診察に行くことは話し済み。
起こしていいと指導医に言われた。
経験が少なかったと反省するジェニャさん。
患者さんとコミュニケーション
治療で大事なことは患者さんを知る事。
仲がいい先生だと患者さんも頑張ってくれる。
そう教えてもらって再度堀さんの所へ行くジェニャさん。
「家で何をしているのが好きですか」
「料理をすること」
堀さん上手く会話ができたジェニャさん。
堀さんが好きな料理はしゃぶしゃぶ。
車いすでも手先でできることがしたい。
本を読むのが好き。
ジェニャさんは堀さんが頑張っている姿を、
ずっと見ていたことを伝えた。
堀さんとの距離が縮まった感じがした。
研修結果を発表
教授や医師に1か月の研修内容を発表する日。
緊張するジェニャさん。
”精神神経ループスと鑑別診断と予防方法について”
堀さんの病気について日本語で発表。
難しい医療用語も勿論日本語。
資料は一人で仕上げた。
現役の医師たちも耳を傾けてくれた。
頑張りました。
堀さんからのプレゼント
研修最終日。
指導医から渡された本。
これは堀さんからのプレゼント。
30年くらい前の生け花の本。
早速、堀さんへお礼を言いに行くジェニャさん。
日本が大好きと言ってくれたジェニャさんへ、
日本のことをもっと知ってほしくて贈った本。
「ロシアに連れていって」と言う堀さん。
最後に不自由な右手で握手してくれた。
ジェニャさんの目に涙。
内容の濃い1か月でしたね。
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