金スマ山中伸弥教授が勇気を貰えた日野原先生105歳の言葉


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2017年12月15日の金スマSP。

ノーベル賞の山中伸弥教授が語る、

105歳の医師が遺した言葉。

2017年7月18日に亡くなられた日野原重明先生。

亡くなる半年前に綴られた著書。

「生きていくあなたへ」

山中伸弥教授が感銘した言葉とは。

日野原先生に励まされて

2010年12月18日の朝日新聞。

日野原重明先生の記事が載っている。

2010年、日本人による医学生理学賞の受賞はなかった。

「山中伸弥教授は早晩ノーベル賞を受賞すると信じています」

「その前に、日本で文化勲章も与えられることを

 私は強く希望しています」

日野原先生は医学関係者にとって

は神さまのような存在。

神さまからエールと言える。

この記事で「さらに頑張ろうと思った」山中伸弥教授。

それから2年後の2012年ノーベル賞を受賞した。

「生きていくあなたへ」

 

日野原重明先生の最後の著書、

「生きていくあなたへ」。

25万部突破のベストセラー。

亡くなる半年前、1か月間のインタビューで形成。

山中伸弥教授が心打たれた言葉。

1 迷った時は遠くを見つめる

1992年、日野原先生は聖路加病院の新病棟を建設。

最新鋭の医療機器。

まるでホテルのように広いロビーと廊下。

豪華だ、贅沢だと揶揄する人もいた。

新病棟は病院中に酸素の配管を巡らした。

これは大災害に備えてのものだった。

しかし、設計段階で反対の声はあった。

意外にもそれは同業の医師からであった。

その時日野原先生は遠くを見つめていた。

遠い過去の経験を…。

1945年3月10日、東京大空襲。

日野原先生は聖路加病院に赴任して4年目。

まだ34歳だった。

病院に運ばれる患者を懸命に治療。

しかし、薬が足りない。

病院に収容できない。

外は患者であふれ、多くの人々が野外で亡くなった。

わずか数時間で死者10万人、被災者100万人。

救うことができなかった命。

医者として何もできないという無力感に苛まれた。

大災害でも耐えうる病院を作る。

それが日野原先生の目標になった。

聖路加病院の新病棟が建設されてから3年後。

無差別テロが起こった。

1995年の地下鉄サリン事件である。

負傷者6000人以上の大災害。

事件発生から10分後。

聖路加病院には患者が次々と搬送されてきた。

救急隊は患者の受け入れ先に困っていた。

院長の日野原先生は決断をした。

外来診療を禁止とした。

被害者を受け入れ、入院させるように指示した。

重症患者は救命へ搬送。

その他の患者は広いロビーと礼拝堂に収容された。

聖路加病院の礼拝堂にも酸素吸入の配管は通っていた。

点滴台と毛布があれば病室に変わった。

そして、日野原先生が驚かされたことがあった。

指示をしていないのに臨時の血液検査コーナーができていた。

非番の看護師たちが集まって自主的に始めていた。

大量に消費したカルテの代わりに紙を患者の首にかけた。

収容できた患者は640名。

病院スタッフの総数は1200人。

日野原先生は言う。

「新しいことを始めるとき、

 そしてまわりの人がそのことを理解せず

 反対された時、

 ”遠くを見つめる”ことを思い出してください」

山中伸弥教授は、研究者にとってもありがたい言葉だと言う。

ips細胞の研究の時に理不尽だと思うこともあった。

でも、この言葉で頑張っていこうと思うと。

これは我々にも励みになる。

過去や未来の見つめることで、本来の目標を忘れない。

その気持ちをいつも思い出していたいです。

2 人生を人の為に捧げる

105年の日野原重明先生の人生。

一度死んだと思えることが起きた。

それは1970年。

日本初のハイジャック機内に乗り合わせた。

よど号ハイジャック事件。

人質になった日野原先生は死を覚悟した。

4日後に韓国の金浦空港で解放された。

当時のことを振り返り、

「僕はあのとき、一度死んだのだと思っています」と言う。

「これからの命は与えられたもの」

自分のためではなく、人のために命を捧げることを選んだのです。

だから、日野原先生は最期まで現役の医師だったのです。

3 キープ オン ゴーイング

北海道の開拓時代。

農学校に赴任したクラーク博士。

別れの時に残した言葉。

「ボーイズ ビー アンビシャス」

少年よ、大志を抱け!

しかし、日野原先生が最後に残したい言葉。

感謝に満ちた気持ちで「キープ オン ゴ―イング」。

私達は前進また前進を続けなくてはならないと言う。

どう受け継いでいくのかが私達の課題なのだと。

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