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2018年1月24日のセブンルール。
料理家、按田優子41歳。
東京、代々木上原にある「按田餃子」の店主。
油を使わない水餃子を提供。
今、女性を中心に人気の店。
2018年ミシュランガイドのビブグルマン部門に掲載。
按田優子のセブンルールとは?
- 1 ひだを作らない
-
毎日、按田優子は8時から約700個の餃子を仕込む。
1時間後、バイトの大学生が餃子作りに参加。
餃子作りで大事なこと。
餃子のクォリティを保つこと。
餃子作りにかかわるスタッフは日々変わる。
誰が作っても同じレベルを維持しなければならない。
餃子のひだを上手く作れない按田優子。
餃子の形を工夫した。
餃子の皮を二つに折る。
その端と端を握手するように丸く重ねる。
帽子のような餃子が出来上がった。
- 2 面接では落とさない
-
11時半に開店する按田餃子。
オープンは6年前。
按田優子が以前書いたレシピ本がきっかけ。
レシピ本に水餃子を掲載。
カメラマンの鈴木陽介さんが気に入ってくれた。
イベントからスタートし、実店舗になった。
最初の客足は遠かった。
その後、女性客が増えてきた。
そして、按田優子は経営するに至ってルールを決めた。
働きたいと来てくれた人とは、まず一緒に働く。
誰でも受け入れて、任せる。
今もアルバイトを募集中。
- 3 思い出を餃子に包む
-
小さい頃体力があまりなかった按田優子。
医者から指導しながら食事を改善してくれた母。
按田優子はみるみる元気になった。
食の重要性を知った。
水餃子を始めたのは女性に来てほしかったからである。
そして、按田優子は餃子に思いを乗せる。
香菜と胡瓜の水餃子450円もその一つ。
インドネシアにメノ島がある。
すごく小さな島で薪で調理していた。
胡瓜のサラダの味がとても印象的だった。
それを餃子で再現してみた。
「旅の思い出を翻訳してメニューにしている」
と言う按田優子。
- 4 イケると思ったら拾う
-
季節のものを公園で拾う。
銀杏やヨモギ。
時にはゴミ置き場に捨ててある皿や鍋、椅子までも。
貰いものと拾い物が彼女のインスピレーションを刺激する。
- 5 一人でごはんを食べない
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ただのイワシの塩焼きと味噌汁とご飯。
それでも、誰かと一緒に食べたほうが楽しいし美味しい。
そんなほんのちょっとの工夫が食卓を豊かにする。
たすかる料理 [ 按田 優子 ]
価格:1728円(税込、送料無料) (2018/1/24時点) - 6 食材にこだわりすぎない
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食材にこだわり過ぎないということにこだわる。
食材の選定は仕入れ業者のプロに任せる。
口出しはしない。
野菜が足りなくなったら平気でスーパーで買うこともいとわない。
高級食材は使用しない。
しかし餃子の皮には、ちょっとした工夫が。
餃子の皮にハト麦の殻ごと焙煎した粉砕粉を練り込んでいる。
鉄分豊富な配分をプロに考案してもらった結果こうなった。
幼いころの食事療法。
その頃に馴染んでいたハト麦。
自分によかったものを顧客と共有する。
食材にはこだわらないが健康にはこだわる。
- 7 吉野家を目指す
-
開店から7年。
その記念すべき年に年中無休になった。
年中無休24時間営業の吉野家が理想。
誰かの役に立ちたい。
必要とされたい。
だから、その人が必要とする時間に店は開けておきたい。
そんな思いからの目標は吉野家。
按田餃子(あんだぎょうざ)へのアクセス
- 東京都渋谷区西原3-21-2
- 営業時間 11:30 – 23:00 LO 10:30
- 電話 03-6407-8813
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