スポンサーリンク
2018年1月16日のセブンルール。
東京都の茗荷谷にあるラーメン屋。
「生粋 花のれん」
夫婦二人で経営。
店主、奥中宏美のセブンルールとは?
1 開店前に必ずラーメンを食べる
奥中宏美は夫・俊光さんとラーメン屋を営む。
グルメ雑誌にも掲載される人気店。
一番人気のメニューは、
旨み鶏だし特製醤油ラーメン1050円(税込)。
シンプルな姿が美しい。
貝だしも入っていてやさしい味。
それが女性に人気なのかもしれない。
スープ担当の俊光さんは朝7時から仕込み。
奥中宏美の出勤は10時。
開店は11時半。
仕込みが完了したのは開店10分前。
客入り前にラーメンを作り食べだす二人。
これは試食。
同じ材料でも個体差があるし、気温によって麺の状態も変わる。
必ず試食し微調整する。
2 女性と子供には先にラーメンを出す
昼前には満席になる「生粋 花のれん」。
麺は奥中宏美が担当。
スープは夫の俊光さん。
ホールはアルバイトスタッフが担当。
奥中宏美がどんなに忙しくても心掛けていること。
それは女性や子供を先に提供する。
子供、女性、男性が順番。
子供や女性は食べるのに時間がかかる。
ちょっとした気遣い。
3 店では夫と敬語で話す
高校卒業後、運送会社に勤務した奥中宏美。
勤務先で夫に出会った。
退職しラーメン好きの夫とラーメン店をオープン。
奥中宏美自身はラーメンを好きではなかった。
ラーメンをお金を出して食べるって感覚ではなかった。
以前の自分のような人でも食べたいと思える店を作りたい。
運送会社を退職、それぞれラーメン店で3年修行。
そして自分達の店をオープン。
しかし上手く味が出せない。
スープを捨てたことも何度もあった。
それでも頑張れたのは夫がいてくれたから。
四六時中夫といる毎日。
仕事中は夫と敬語で会話する。
これは奥中宏美のけじめ。
仕事モードになれる。
4 手をつないで帰って、手をつないで寝る
夜10時、閉店。
帰宅するときは手をつないぐ。
一緒にいる時間を大事にしたい奥中宏美。
家でテレビを観て寛ぐ夫。
唐突にテレビを消す奥中宏美。
寝る時間だ。
ダブルベッドに寝ている二人。
ベッドに入るタイミングも一緒にしている。
布団の中でも手をつなぐ。
結婚7年目でもまだラブラブです。
5 週に一回、母親の店に行く
「生粋 花のれん」の休日。
奥中宏美が向かったのは東京都池袋。
「割烹 山菜海」
ここは両親が経営する店。
奥中宏美が10歳の時に母親が再婚。
再婚相手の洋さんから料理を教わる奥中宏美。
子供の頃から洋さんには懐いていた。
親思いだった奥中宏美は高校で爆発。
毎日、日焼けサロンに行き、髪は金色。
全てに対して反発していた。
親の期待に応えるのに疲れた。
高校を中退し実の父親と生活。
当時を振り返り辛い気持ちが蘇る母親。
今は週に一度顔を見せてくれる。
これが何よりも嬉しいと言う。
6 家には炊飯器もガスコンロもない
休日の朝はパンを焼く。
普段はラーメンばかり。
休みの朝はパンと珈琲。
奥中宏美のキッチンには炊飯器がない。
ごはんはお店で食べる。
食器もない。
ガスレンジもない。
営業日は店で簡単なまかないを作り食べている。
休みの日の夜は勉強のため食べに行く。
珈琲を入れるお湯はレンジでチンして作る。
家ではやる気がでないのだ。
7 すごく丁寧に接客する
「生粋 花のれん」は女性に人気がある。
女性に喜んでもらう為に、
ヘアゴム、紙エプロン、ブランケットを用意。
子供連れのためにキャンディも置いてある。
更にランチョンマット、箸置きには箸とレンゲ。
これは母の影響。
母親の姿から接客を習った。
10代の時は、自分の環境の悪さを呪った。
今は、その環境が活かされている。
お客様に喜んでもらう。
それが奥中宏美の願いである。
スポンサーリンク