クレイジージャーニー滝沢秀明ベンボウ火山で伝える冒険温度


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2018年1月2日のクレイジージャーニー。

本日の主役は滝沢秀明

アイドルでも役者でもない。

火山探検家の滝沢秀明

きっかけは仕事から接近

滝沢秀明のプライベートでの楽しみ。

それはマグマ大接近旅。

溶岩湖への旅。

溶岩湖とは、溶岩が長時間滞留し湖のようになった場所。

赤い溶岩の人間が一番近づけるぎりぎりに迫る。

きっかけはTBSの番組。

マルム火山に行った滝沢秀明

ハマった…。

世界の溶岩湖を探検

滝沢秀明ののめり方はハンぱじゃない。

世界にある溶岩湖を周った。

コンゴ民主共和国のニーラゴンゴ火山。

エチオピアのエルタ・アレ火山。

バヌアツ共和国のマルム火山とベンボウ火山。

あと一つあるらしい。

そこは、探検の許可が下りない場所。

今回はベンボウ火山へと向かう。

溶岩湖は生きている

東京からバヌアツ共和国までは飛行機で13時間。

空港に到着した滝沢秀明

番組史上一番の爽やかである。

素晴らしい。

滝沢秀明はバヌアツ共和国に来たのは4回目。

すべて火山のために来ている。

バヌアツ共和国は83の島からなる。

新潟県ほどの面積にに約27万人が住んでいる。

多数の火山があるところは日本に似ている。

さて、ベンボウ火山には2年前に行っている滝沢秀明

しかし、火山は生きている。

地形も変わる。

2年前は若かった火山。

今はどういう状況か改めて見たいと話す滝沢秀明

やはり、気持ちはクレイジージャーニー。

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チーム滝沢

出発は翌日早朝。

滝沢秀明が予約したホテルに宿泊。

スタッフは旅の栞を手渡された。

滝沢秀明自身がパワポで作成したもの。

ベンボウ火山の基本情報や2年前の地形などが書かれている。

至れり尽くせりで感激してしまう。

ホテルでは滝沢秀明を待っている人がいた。

カメラマンの立川彰さん。

ドクターの橋口正一郎さん。

まとめ役の土山裕誉さん。

滝沢秀明が火山探検をする時のお馴染みのメンバー。

更に火山探検のスペシャリストのジェフとクリス。

二人は既に山でスタンバイ中。

彼らも含めてチーム滝沢。

本格的です。

セスナ機で移動

1日目朝7時。

爽やかな滝沢秀明が登場。

これからセスナ機で移動する。

飛行時間は約50分。

滑走路は緑のコース。

草ぼうぼう。

8時40分、無事着陸してひと安心。

車で行けるとこまで行って、現地のポーター20名と合流。

それから登山口へと移動。

冒険家の熱を伝える番組

どうして滝沢秀明はクレイジージャーニーへ出演を決めたのか?

決め手は、番組の温度だと言う。

「冒険はテレビを通じて伝わりにくい」

その温度を伝えられるのでは?と感じてくれたようです。

クレイジージャーニーの良いところを全て言葉にしてくれた滝沢英明

褒められると嬉しい番組スタッフ。

滝沢秀明の冒険家熱を届けたいと気を引き締めるところです。

足を引っ張る同行D

ベンボウ火山の出発地点はブラックサンズビーチ。

山頂まで8時間。

道の初めはジャングル。

かすかに道らしいものがある。

だが、滝沢秀明の足取りは速い。

心配なのは、同行するディレクター。

開始から1時間くらいで休みを要求した。

さらに歩いて、疲労を感じた同行D。

登山に専念するためにカメラをリュックにしまう。

プロ意識を捨てたのか…。

滝沢秀明がマイカメラを出して撮影しながら登山。

素晴らしい神対応。

同行Dのカメラだと滝沢秀明の後ろ姿ばかりだった。

滝沢秀明のカメラだと正面から写せる。

こっちの方がいい。

しかし、予想以上に同行Dの疲労が大きい。

動けない。

2度目の休憩。

今回の同行Dは、久野。

思えば今までもいろいろとやらかしていた。

ある時は、崖で足を滑らし。

ある時は、沢登りで流されそうになった。

完全なる人選ミス。

それでも優しい滝沢秀明

山は助け合いなんでと優しい言葉。

同行Dのリュックをポーターに持たせてくれた。

更に登山棒までもらった同行D。

登山開始から4時間でやっと中間地点。

山と山の間の平地に到着。

遠くにベンボウ火山が見える。

日没までに山頂に行きたいところ。

登山開始から7時間。

陽が陰ってきた。

そして、辺りは暗闇に近くなってきた。

これ以上の歩きは危険。

夕方7時半ころ。

道中で見つけた山小屋で一晩過ごすことに決定。

やっと山頂へ到着

翌朝8時に出発。

火山の流れた後の上を歩く。

そして、砂地を3時間。

やっと麓に到着。

幅の狭い尾根を歩く。

滑落しそう。

落ちたら上がれませんよと注意する滝沢秀明

周りは白く煙っている。

ガスの臭いでツンとする。

20分後。

下にベースキャンプが見えた。

ロープでの下降

山頂はP1。

ベースキャンプがあったのはP2地点になる。

P1からP2へはロープで降りる。

ガスと霧が濃くなっている。

降りる時にはガスマスクを装着が必要。

同行Dのマスクも用意してくれていた滝沢秀明

何から何までありがたい。

火山ガスを巻きこんだ雨。

当たると肌があれることもある。

レインコートを着こんでから降りる。

最初は滝沢秀明

命綱なし。

200m近くの断崖を降りる。

ロープに体重をかけて降りるようにアドバイス。

10分後、ロープなしで歩ける場所に到着した滝沢秀明

さて、問題の久野Dも慎重に降りる。

滝沢秀明の倍以上の時間をかけて降りた。

手袋がロープですれて穴だらけになっている。

妖しい夜のマグマ

ベースキャンプに到着。

ここでチーム滝沢のジェフとクリスそしてジャックと合流。

崖の端まで行くとマグマが見える。

真っ赤な大きな波のようなマグマ。

この地点でも恐ろしい情景だが更に接近する予定。

まずはテントを作って寝床を確保。

天候の良い日に1日がかりでマグマへアタックする。

夕飯用にご飯を炊く。

レトルトの牛丼を温めてご飯にかける。

ご飯は硬かったけど味は美味しい。

夜中のマグマがガスに反射して赤く染まっている。

とても妖艶である。

マグマを美しいと感じた。

番組は強運の持ち主

3日目朝7時半。

奇跡が起きたと言う滝沢秀明

ベストな天候。

こんなことまず有りえない。

ベースキャンプに着いてすぐにアタックチャンス到来。

まずは、ロープ入れを行う。

バックの中に自分たちが使うロープを入れる。

ベースキャンプから降りる崖は二つ。

合わせて約400m。

練習の成果を見せれるか同行D

懸垂下降。

崖をロープで降りる時に必要な技術。

探検1か月前。

滝沢秀明の懸垂下降の事前練習に同行していた久野D。

何本も繰り返し練習する滝沢秀明

久野Dは基礎技術を学んでいた。

「思っていたよりもいけちゃいました」

久野Dのこの感覚が不安助長する。

先に懸垂下降で200mの断崖絶壁を降りる滝沢秀明

下降開始から10分。

崖の3分の1をクリア。

カメラ片手に自撮りを始める滝沢秀明

「余裕があったらカメラを回してほしい」

久野Dの要望に応えたもの。

優しすぎる~。

崖がえぐれて足がつかない地点。

ここで一気に降りる。

さて、問題の久野D。

できるのか?

躊躇なく始める久野D。

崖がえぐれて足がつかない場所。

滝沢秀明の時と違う。

体が開いて、バランスが悪い。

体を起こすように指示する滝沢秀明

懸垂下降は奥が深い。

マグマの近くに移動

ベンボウ火山の熱が上がってきている。

一番近い地点に降りる準備をする滝沢秀明

ロープをかけるアンカーボルトを入れる穴をドリルで開ける。

ベースキャンプのジェフから悪い情報が入る。

天気が崩れるらしい。

急がないといけない。

P4地点へ下降。

滝沢秀明は15分で到着。

1000℃のマグマとの距離は約80m。

久野Dが降りた後、雨が降ってきた。

大粒の雨。

これが普通だと話す滝沢秀明

雨で崖の淵が柔らかくなっている可能性がある。

ロープが濡れると滑って帰れなくなる。

雨が止まないと帰れない。

野宿かレスキューを呼ぶかしかない。

語り口が爽やかな滝沢秀明

危機感が伝わりづらい。

1時間後。

雨が止んだ。

雲の隙間から太陽が。

マグマに近づくチャンス。

消防団員のようなシルバーのヒートスーツを着こむ。

崖の淵に近づき、更に降りる。

嵐の時の波のように吹き荒れるマグマ。

「やっぱ最高ですね」

地球が生きていることを実感する滝沢秀明

人間が近づけるぎりぎりのラインにいる。

滞在時間わずか5分。

これ以上は危険。

午後7時にベースキャンプ地点に生還。

溶岩湖のどこに滝沢秀明は魅かれるのか?

滝沢秀明自身もわからない。

でも、また様子を見に来たいと言う。

滝沢秀明は惜しむようにずっと溶岩湖を眺めていた。

これからも新たな溶岩口を求めて冒険は続く。

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