情熱大陸山勢拓弥はカンボジアバナナペーパー事業で環境改善


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2018年2月4日の情熱大陸。

カンボジア王国。

アンコールワットなどの観光で人気の国。

午後6時、ナイトマーケットが店開き。

その中に日本人が経営する雑貨店がある。

経営者は山勢拓弥24歳。

店内に並ぶトートバックやペンケースなど。

そして商品の素材はバナナの紙。

始まりはゴミ山から

バナナの繊維を手漉きした紙をした商品。

しなやかで丈夫である。

商品を作るきっかけはゴミ山だった。

アンコールワット近くにあるシェムリアップ。

郊外には広大なゴミの集積所がある。

面積は東京ドーム以上。

分別もされず野ざらし状態のゴミ山。

村人の一割が分別作業が従事している。

劣悪な環境の中で働く子供たちも多い。

「この人たちの為に何かできないか」

山勢拓弥は考えた。

自然なもの、リサイクルしてできるものを使いたい。

それがバナナペーパーに繋がった。

ゴミ山は金になる

朝8時。

バナナペーパーの工場へ向かう山勢拓弥

バイクの後ろに乗っているのはカニャさん。

山勢拓弥のパートナー。

シェムリアップ近くのアンルンピー村に工場がある。

現地の農家の月収は約7000円。

ゴミ山で働くとと2倍、約14000円。

山勢拓弥の工場では女性9人が勤務。

平均1万円の給料。

ゴミ山で働く方が収入は高い。

バナナペーパーの作り方

バナナペーパーはバナナの茎を使用する。

茎は繊維が豊富。

収穫を終えた茎の外側を有効利用。

繊維を2日間煮込みます。

これを杵で叩いて繊維を取り出す。

乾燥させ細かくハサミで切る。

切った繊維を手で漉いて紙にする。

ポリエステルを加えて強度を増している。

今は新しい商品開発に忙しい。

山勢拓弥は女性たちが働ける場を与えた。

現地では有名人になっていた。

収入よりも健康

バナナペーパー工場の勤務は朝7時から夕方5時まで。

週休2日で、子連れでもOK。

新しいスタッフが入ってきた。

彼女は以前ゴミ山で働いていた。

収入よりも身の安全を選んだ。

ゴミ山では色々なゴミが集まってくる。

衛生面がとても悪く、肺や肝臓の病気になることもある。

ゴミ山で怪我をすることもある。

カンボジアの母

山勢拓弥は自分の店のほかに3つの店に卸している。

月商は多くて50万円程度。

理解のある店では亜紙(ashi)としてコーナーがある。

店のオーナーは西えりこさん。

母親のように山勢拓弥の相談にのっている。

山勢拓弥が初めてカンボジアに来た時。

高校を卒業して2か月目。

まだ大学生だった。

カンボジアでやりたい事を見つけた。

でも大学を辞める決断ができてなかった。

入学金などを払ってくれた親。

申し訳なくて辞められなかった。

そんな時西えり子さんが言ってくれた。

「親を信じなさい」

自分の子供の夢があって、

それがカンボジアの人の為になる

応援しない親はいないと肩を押してくれた西さん。

本当の支援とは何か?

1993年東京生まれ福岡育ちの山勢拓弥

東日本大地震後、被災地を訪ねた。

これが転地。

支援の意味を考えるようになった。

そんな時、ゴミ山のことを知った。

できることは何か?

雇用促進にもなることは?

観光客が多いカンボジア。

観光があるとゴミ山も生まれる。

カンボジアの負の部分を無くしたい。

生活のためにゴミ山に戻る

バナナペーパー工場勤務の女性が辞めた。

またゴミ山で働き始めたようだ。

山勢拓弥には何も告げないままだった。

しかし様子が変なのは感じていたようだ。

彼女はどんな事情があったのか。

番組スタッフが話を聞きに行った。

彼女には子供3人がいた。

生活費と子供の学費が必要。

工場の収入では足りなかった。

新店舗をオープン

山勢拓弥は新たな手を打つことにした。

収入を増やす。

ある日、プノンペンへ向かった。

もう1軒店を増やす。

テナント契約はおよそ100万円。

貯金は底をついた。

リスクを取らずにやることは限られる。

リスクを取ることを選んだ山勢拓弥

場所はシェムリアップの目抜き通り。

以前はDVDショップだった。

店舗に入ると不用品の山だった。

これらの処分から始めないといけない。

改装費用は20万円だけ。

新店舗オープンにむけて工場も忙しくなる。

人出が足りない。

限られた予算で改装する山勢拓弥

できることは何でも自分でやる。

オープン当日。

ヨーロッパからの旅行者が来てくれた。

商品と一緒に商品までの物語も話す。

これも商品の一部。

ゴミ山でスタッフを募集するカニャさん。

山勢拓弥の事業は始まったばかりである。

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