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2018年2月27日(火)放送の直撃LIVEグッディ!
スピードスケートの高木美帆選手が全レースを生解説。
勝手なタイトルをつけるフジテレビに一言訂正する漢気場面も。
強くて美しい高木美帆選手の魅力満載の放送でした。
1500mのフライングについて
予選無し。一発勝負でメダルを狙う緊迫した状況。
このフライングを取られる前、頭の中に幾許かの雑念があった。
逆にフライングを取られて、仕切り直しができたのは良かったと回想。
それでも2回目のスタートでも出遅れたというか脚が抜けてしまった実感はあった。
もしかしたら、どこかで緊張していたのかも。
ピストルのタイミングについて
実感として、レディからスターターピストルが鳴るまでの間隔は長いと感じた。
しかし、今回は隣の選手が時間のかかるスタートスタイルを取っていたので、その点も考慮にいれるべきだった。
スターターピストルが鳴るのは競走する両選手が静止してからなので。
涙のメダル獲得 ヨハンコーチとどんな会話を交わしたか?
自分は会話ができる状況ではなかった。
ヨハンのほうから、よくやったという言葉と日本女子が個人種目で銀メダルを取るのは初めてなので、凄い事なんだよと声をかけてもらった。
ゴールした直後のガッツポーズ。
これは観客の人達へメダルを取ったよというアピール。
しかし、ウィニングランの周回が終ってから、1位とのタイム差を認識したあたりから、もう少しできる事があったのではないかと悔しさがこみあげてきた。
団体パシュートの待って待って待っての状況について
姉が声をかけた状況は最後まで完全に理解はしきれてなかった。
自分が確認したかったこと。
何回か、いままでも、待ってと声をかけられた事はあった。
今回も一度待っての声があって、一回ペースを緩めた。
いつもなら、このぐらいペースを緩めれば付いてくるなという感覚はあった。
それでもう一回加速し直そうとした時に、姉の待って待って待ってが聞こえた。
何があったのと、ブレードになんかあったのかなと思って振り向いた。
そしたら、後ろの佐藤綾乃選手が、ついた!OK!と言った。
なんだいるじゃんと思って再加速した。
その後、コーチには見てもいいけど立つなと言われた。
腰ひもは何のために付ける?
付ける選手と、付けない選手がいる。
私(高木美帆)は長い距離を滑る時は、右手しか振らない。
その時、左腕を固定する為に親指なり人差し指で引っ掛ける場所を作るために腰ひもが必要になる。
こうしておけば左手に意識がいかなくて済む。
佐藤綾乃選手が転びそうになっていたのは気付いていた?
転びそうになっていることには気付いていない。
ただ、佐藤綾乃選手が態勢を立て直した後に、待っての声が一回聞こえた。
それは佐藤綾乃選手自身がこれじゃ追いつかないと考えた咄嗟の判断。
その声掛けでストレートで一瞬スピードを落とした。
それでOKが聞こえて行き直した。
佐藤綾乃選手がミスしたという表現について
一つ言いたかったんですけど。
さっきの佐藤の抜けたという場面について。
あれミスっていう表現があったかなと思ったんですけど。
ミスではなく、相当脚に(疲れが)に来ていたと思うんですよね。
そういう場所を佐藤綾乃選手も滑っているので。
それでもうギリギリのところで、みんな、いつ脚が止まってもおかしくないような状況で滑っているので、はーい、はーい。
逆によく転ばないで耐えたなっていう、はーい。
チームメイトの名誉をきっちり守った高木美帆選手。
周りの人の無知を指摘するでもなく言いたいことはきっちり言った気風を感じた一瞬でした。
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