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2018年5月5日放送の世界一受けたい授業。
保健体育。
日本に迫る危機の一つ。
「認知症」
講師はデール・ブレデセン先生。
「アルツハイマー病 真実と終焉」の著者。
アルツハイマー病に関する最新情報を紹介。
睡眠不足の子供はアルツハイマー病になりやすい
超高齢社会の日本。
2020年には高齢者の6人に一人が認知症になっている⁈
かもしれない。
アルツハイマー病には明確な治療法がなかった。
しかし、初期のアルツハイマー病の90%が改善する!
元カリフォルニア大学教授、デール・ブレデセン先生。
アルツハイマー病の改善法を伝授。
生活習慣がアルツハイマー病を招いている。
睡眠時間が6時間以下の子供。
記憶を司る海馬が成長しない。
アルツハイマー病になりやすい。
脳の成長に関わる12歳前は最低9時間の睡眠が必要。
怖いアミロイドベータの蓄積
アルツハイマー病は炎症などのダメージで起きる。
炎症でアミロイドベータと言われるゴミが蓄積。
アミロイドベータが健全な神胞を破壊。
脳が委縮することでアルツハイマー病を発症する。
実は、アルツハイマー病は診断される前から発症している。
それはおよそ20年前から。
つまり40歳頃から進行している場合もある。
アルツハイマー病が怖いのは、
自覚症状がないまま過ごすこと。
名前が出てこないと歳のせいにしてませんか?
それ、アルツハイマー病かもしれません。
嗅覚が衰えたら要注意
海馬が萎縮するアルツハイマー病。
しかし、海馬よりも先に萎縮するところがある。
嗅覚に関わる嗅内皮質。
だから、匂いがわからなくなったら要注意。
アルツハイマー病になりやすいかをチェック
普段の生活習慣でアルツハイマー病になりやすさが決まる。
生活習慣をチェック。
- 毎日お酒を飲む
- 下痢になりやすい
- タバコを1日に20本以上吸う
- つい食べ過ぎてしまう
- 虫歯や歯周病がある
- 過去に頭を打って失神したり、頭に大きな怪我をしたことがある
- よく、いびきをかく
- 最近、汗をかきにくくなった
- 普段から部屋が散らかっている
- デスクワークが多い
4~6個は今後、要注意。
7個以上はアルツハイマー病のリスクが高い。
アルツハイマー病の予備軍もしくは、既に始まっているかもしれない。
アルツハイマー病を治療するリコード法
アルツハイマー病の原因は36個。
デール・ブレデセン先生はそれを踏まえて治療法を考えた。
それが、”リコード法”。
これで初期のアルツハイマー病は治る。
食生活、睡眠、運動を改善!
食事の改善
アルツハイマー病の治療で大事なこと。
脳のゴミであるアミロイドベータの排出。
ブロッコリー、キノコ、鮭。
これらは脳の情報伝達をスムーズにする食材。
チーズやキムチ、納豆などの発酵食品は、
体内の菌のバランスを正常化する。
脳に栄養がいきやすくする。
オリーブオイル、アボカドなど不飽和脂肪酸。
脳の機能を向上化そして活性化させてくれる。
焼くよりも蒸したり、煮ることで、
アミロイドベータの増加を抑制することになる。
そして、もう一つ大事なこと。
「夕食から朝食の間を12時間空ける」
脳を飢餓状態にすることでアミロイドベータを掃除。
発症を抑制することにもなります。
睡眠を改善
睡眠不足は要注意。
1日の睡眠は7~8時間は必要。
それ以下になると脳へのダメージが多くなる。
寝る前にリラックスタイムをとることも重要。
音楽を聴くことを推進するデール・ブレデセン先生。
質の高い睡眠でアルツハイマー病を改善できる。
運動による改善
アルツハイマー病改善に必要な運動。
ウォーキングなどの有酸素体操。
そして、筋トレ。
筋トレでテストステロンが増加。
記憶を司るニューロンが活性化される。
認知機能のアップが期待されます。
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