又吉直樹のヘウレーカ!アリが行列を作る理由としゃべるアリ


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2018年6月6日の又吉直樹のヘウレーカ!

アリはどうして行列をするのか?

又吉直樹の疑問を解決!

解決してくれるのは、

社会生物学者の村上貴弘さん。

九州大学の准教授。

行列を作る秘密からアリ語まで聞いちゃいました。

行列を作らないアリもいる!

アリは行列を作る生き物!

その考えは間違い。

全てのアリが行列を作るわけではないのです。

行列を作るアリの種類は限られているのでした。

クサアリの仲間が行列を作ります。

例えば、モリシタケアリ。

ってどんなアリ?

大きさは約4.5ミリ。

光沢のある黒い体ですね。

アブラムシなど甘露を収穫します。

巣穴からエサを取るまでの間に行列を作ります。

どうして行列ができるのか?

では問題です。

どうしてアリは行列ができるのか?

行列を作る為に何らかの情報共有をしているはず。

アリの通り道に白い紙を敷き、

それマジックで円を描きます。

あれれ?

マジックの線から先にアリが行かない!

実はアリは歩きながら道しるべフェロモンを出しています。

エサを持って帰る時、

通常よりも強いフェロモンを発散。

そのフェロモンを頼って他のアリたちが集まる。

これが行列ができる秘密だったんですね。

マジックの匂いでフェロモンがわからなくなったんですね。

道しるべフェロモンは揮発性!

さて、アリたちが出す道しるべフェロモン。

これは揮発性です。

ある程度経過すると消えてしまいます。

さて、どうしてでしょうか?

答えは、

たくさん道しるべがあると混乱しちゃうからです。

 

東京の多摩動物公園

25年近く研究しているアリがいる

葉っぱを運んでいる赤色のアリの行列。

葉っぱを巣に運んで発酵させている。

実はキノコを栽培していた!

中南米に生息するハキリアリ。

名前の通り、葉をちぎるアリですね。

農業をするハキリアリ

持ち帰った葉は働きによって発酵。

そしてキノコ栽培の肥料になる。

菌を植え付け。

キノコが食糧になる。

狩猟から濃厚文化。

ハキリアリは進化したアリなのか?

このキノコ畑の菌は地球上でハキリアリの巣だけ。

ほかでは存在しない菌。

ハキリアリブランド。

そして、このキノコは通常ある傘がない。

胞子を飛ばす必要がないので、傘もいらないのです。

ハキリアリの社会

ハキリアリは働く内容が分担されている。

大きな体を持つアリは、葉っぱを運ぶ係り。

運ばれている葉っぱに小さなアリが乗っている。

これはさぼっているのではない。

自然界だと、寄生バエがいる。

寄生バエは葉っぱを運ぶアリの首すじに卵を産む。

小さなアリはそれを監視しているのです。

通称、ヒッチハイカーと呼ばれています。

葉っぱを運ぶアリよりも大きなアリ。

これは敵から仲間を守る係。

更に、葉を切る係、葉を小さくかじる係。

キノコのメンテナンスをする係など。

30以上の仕事を分担しているのです。

ハキリアリは会話でコミュニケーション

ハキリアリのコミュニケーションはフェロモンだけではない。

会話もしている!

村上貴弘准教授のチームが考案した特殊な集音装置。

これでアリたちの会話を録音。

音を出すのは腹と胸の間にある腹柄節。

洗濯板のように凸凹した部分をこすり合わせ音を出す。

ハキリアリの会話例

村上貴弘准教授はハキリアリの言葉を研究。

辞書作りと文法処理を行っている。

今まで解明した会話例は、

「この葉っぱはいい」

「この葉っぱはイマイチ」

「幼虫の世話中」

「埋まった!助けてくれ」

「攻撃されている!」など。

どの刺激にどの音を出すのか日夜研究。

最近アリ語を話す村上貴弘准教授。

ちょっと危ない気もしますが、

とっても真面目な研究なんです。

ハキリアリは中南米では農業害虫。

今は化学物質で駆除されている。

でも、会話することができれば、

平和的解決ができるのではと思っているのです。

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