激レア古賀義章はインド版巨人の星を作って大ヒットさせた男


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2018年7月16日の激レアさんを連れてきた。

本日の激レアさんはインドと巨人の星が好きすぎるコガさん。

インド版巨人の星を作って大ヒットさせた男。

その激レアすぎるアレンジ内容とは?

インド版巨人の星はクリケット

”巨人の星”は最高視聴率36.7%。

超人気のスポ根アニメ。

インド版のタイトルは、

”スーラジ ザ・ライジングスター”。

日本では野球なんですが、インドではクリケット。

クリケットはインドで人気のあるスポーツ。

スター選手は年収10億円超え!

これはビックリものです。

コガさんインド好き過ぎ

1980年代後半。

コガさんは大学生。

4カ月間インドを放浪。

この時にインドにハマった。

激辛のカレーから激甘のスィーツもある。

インドの幅の広さに魅了された。

これまでに50~60回も行っている。

滞在したこともあるくらいインドが好き。

先週もインドに行って、来週も行く予定。

好き過ぎですよ。

職権利用でインド三昧

コガさんは講談社に就職。

”クーリエ・ジャポン”の初代編集長を務めた。

コガさんは、出世よりもインド~。

編集長の権限を利用して、インド特集!

インド企画ばかり行うたがるコガさん。

とうとう上司から言われます。

「部署代わって自由にやれ!」

クリケットに出会う

独自でインドを取材するコガさん。

スラム街でクリケットで遊ぶ子供たちを見かけます。

なんか、懐かしい。

スラム街は巨人の星の長屋生活を彷彿させた。

コガさんは巨人の星が大好き。

子供の頃は朝から晩までソフトボール三昧。

野球じゃないんだな。

そして、星一徹と同じくらい父親も超怖かった。

ってわけで、クリケット版の巨人の星を作ることに。

クリケットのことを知らない

インド版巨人の星を作る際に問題が勃発。

コガさんはクリケットの事を何も知らない。

インドで草クリケットに強引に参加。

ルールを教えてもらった。

1チーム11人。

攻撃と守備に分かれて戦う。

ここは野球と同じ。

クリケットのフィールドは楕円形。

バッツマンと呼ばれる打者はセンターにいる。

球は前後左右どこに飛ばしてもいいのだ。

そこが大きな違い。

原作者の許可が必要

巨人の星は作画は川崎のぼる、原作は梶原一騎。

二人から許可をもらわないといけない。

コガさんは考えた。

「クリケットの魅力は生で見てもらうのが早い」

まずは川崎のぼる先生のもとへ。

インドで揃えたクリケット用品を持って、

川崎のぼる先生の前で実現。

しかし、すべった~。

最初の反応は微妙。

しかし、その後興味を持ってくれた。

無事許可をいただいた。

梶原一騎先生の奥様からも許諾。

スポンサーが集まらない

アニメ制作に資金が必要。

スポンサーを探さなくては!

手伝ってくれたのがウツノミヤさん。

スーツの下にユニフォームを着こんで、

クリケットを二人で実演。

先方は「お、おう」

熱意は伝わり5社と契約。

結果、

アニメ作品中にスポンサーを登場させることになった。

画面いっぱいに描かれた飛行機。

これはANA。

車はSUZUKI。

街の風景もスポンサーだらけ~。

インド人は感情が豊か

内に秘める闘志が巨人の星。

挫折して葛藤して…。

しかし、インドでは感情は剥きだし。

勝てば嬉しいからドンチャン騒ぎ~。

コガさんはインドとの文化の違いに悩んだ。

大リーグボール養成ギプスがNG。

ギプスの金属部分が昔拷問で使われた拘束具を連想させる。

そこでインド側が考えた。

自転車のチューブで作ることに。

母親不在もNG。

巨人の星では母親は幼い頃に他界。

姉が母親代わりで飛雄馬を見守る。

しかしインドでは母親の存在が必要不可欠。

遺影で登場。

第2話では亡霊になって登場した。

ちゃぶ台返しもNG。

インドで食べ物を粗末にしてはいけない。

テーブルの上に水が入ったコップ2個だけ。

淋しいテーブル返しになった。

超難しい穴通し。

クリケットの場合、ボールは一度バウンドしたものを打つ。

バウンドの角度も考慮した超難しい穴通しになった。

花形満の運転もNG。

ライバル花形満はお金持ち。

スポーツカーを乗り回す姿が人気のキャラ。

インドでは金持ちは自分で運転をしない。

運転手に運転させて、助手席に座るってことに。

日によっては後部座席に座っています。

今後は絵本を翻訳

インド版巨人の星は大ヒット。

クリケットを始める子供たちが増えた。

そして、コガさんは新たな仕事を進めている。

日本の絵本をインドに翻訳して出版。

こちらもヒットしてほしい。

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