世界一受けたい授業皇宮護衛官が行う普通の警察がしない仕事


スポンサーリンク

[世界一受けたい授業] ブログ村キーワード

2018年6月30日の世界一受けたい授業の特別編。

2019年5月31日に平成が終了する。

その際に懸念されるのがテロ。

昭和34年皇太子ご成婚パレードでも殿下の馬車に投石される事件が。

これを機に皇室の警備は強化された。

今日の授業は皇室専門の警察である皇宮護衛官。

皇宮護衛官は狭き門

皇宮護衛官は見た目からも一般の警察と違う。

制服の吊り紐の色がワインレッド。

一般の警察の吊り紐は白、銀、黒。

ワインレッドは赤心(せきしん)を表す。

赤心=偽りのない心。

一般警察の求人倍率は約6倍。

皇宮護衛官は20倍以上。

とても狭き門である。

「何も起こさせない」

皇居内にある皇宮警察本部。

建物は大正10年建立された旧枢密院。

内部に入ると大きく吹き抜け。

正面の階段には赤いじゅうたん。

とても厳かな雰囲気。

一般の警察は事故、事件ありきで動く。

皇宮護衛官は「何も起こさせない」

それが重要任務。

乗馬も仕事のうち

警察の乗りものといえば、パトカー、白バイ。

皇宮護衛官は馬にも乗る。

新任の外国大使が馬車で天皇陛下へご挨拶。

馬車を護衛しているのが、皇宮護衛官。

普段から乗馬を練習。

サイドカーを利用

そして、皇宮護衛官はサイドカーをよく使う。

通常のバイクはスタンドを立ててから降りる。

これでは即座に行動できない。

サイドカーならすぐ降りて行動できる。

そして、シートベルトが付いていない。

これも即行動する時に邪魔になるため。

更に小楯 防弾マットが常備。

バイクに乗らない人は知らないかもしれないが、

普通のバイクはバックができない。

サイドカーならバックができる。

後方で緊急事態が起きた時にすぐに対応できるのである。

消防も仕事のうち

皇宮護衛官の仕事には通常の警察が行わない仕事もある。

「消防」

宮中三殿、宮内庁庁舎など皇居内には重要な建物も多い。

それらを護る為、放水訓練を行っている。

消防で使用される車は消防車ではない。

警防車と言う。

色はクリーム色と赤。

周囲に威圧感を与えない為の工夫である。

女性の割合が多い

新人護衛官に採用されたのは36人。

そのうち6名が女性。

約1割が女性。

一般の警察よりも割合が多い。

女性の皇室の方たちに配慮してのこと。

採用後は全寮制の学校で研修。

期間は6か月~10カ月。

前職は様々。

自衛官、コールセンター、床山さん。

初日は敬礼の訓練から始まる。

正しい姿勢を身に付けさせる。

利用するのは45度の定規。

つま先の角度を45度にするため利用。

そして、体型に関係なく一歩の幅は60㎝。

廊下に60㎝幅毎にテープを貼ってある。

体で覚えさせるのである。

茶道も授業の一つ

護衛術のほかに柔道、剣道も行う。

これは一般の警察も同様。

皇宮護衛官にはその他に珍しい授業がある。

”茶道”。

月に一度授業がある。

礼儀作法倣い、品位を身に付ける。

その他に、華道、詩吟、英会話の授業もある。

ジュラルミン製の盾の訓練

テロや暴動の非常時に盾などを持つ訓練。

プロテクターなど装備品は約7キロ。

ジュラルミン製の盾は約5キロ。

時間が経つほど重さが沁みてくる。

この装備で駆け足訓練。

途中で体力の限界。

脱落する人や泣きだす人も出る。

そして、基本動作。

盾を持って片足を前に出して制止。

これを5分間。

立つことがこんな厳しいとは。

そして何か危険が迫った時、

その盾で止めなければいけない。

かなりきつい訓練。

外国人観光客に人気の儀式

外国人に大人気の皇宮警察の仕事がある。

皇居正門。

皇宮護衛官が1時間立ちっぱなしで警護する、

”儀仗勤務”。

これはとても名誉な仕事。

新人護衛官の憧れの儀式。

交代式は1日8回。

外国人は緊張感や一糸乱れぬ姿に感動する。

国民とのふれあいを妨げない

1975年の”ひめゆりの塔事件”。

皇太子だった天皇陛下。

過激派が火炎びんを投げつけた。

しかし、それでも壁を作らない警備を望まれた。

皇室と国民とのふれあいを妨げない、

ソフトな警備を心掛けている。

これも簡単なことではない。

スポンサーリンク


このサイトについて

seesaaテレビ/映画/DVDカテゴリで
常にTOP20 入っている
ながらテレビのWordPressバージョンです。

最新のトレンドを
新しいビジュアル、切り口で
レビューしていきます。


にほんブログ村 テレビブログ テレビ番組へ
にほんブログ村

テレビ番組 ブログランキングへ
follow us in feedly

カテゴリー