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2018年7月15日のシューイチ。
中山のイチバン。
アニメーション監督、細田守にインタビュー。
実は細田守監督は、
スタジオジブリの就職試験に不合格。
不採用通知とともに宮崎駿から手紙をもらっていた。
その内容とは?
7月20日最新作が公開
アニメーション制作会社、スタジオ地図。
細田守の会社。
2006年「時をかける少女」。
2009年「サマーウォーズ」。
2012年「おおかもこどもの雨と雪」
2015年「バケモノの子」
老若男女が楽しめる作品を作り続けた。
7月20日最新作を公開。
「未来のミライ」
甘えん坊のくんちゃんが主役。
未来からやって来た妹と冒険をする。
中山秀征も泣いた家族愛のお話。
中山ヒデとドンピシャ
中山秀征が細田守の年齢を聞くと、
51歳。
同い年。
1967年生まれ。
そのせいか映画で見るモノ感じるモノがドンピシャ。
そして、主題歌は山下達郎。
細田守が大ファン。
熱烈オファーで描きおろしてもらった。
曲は「うたのきしゃ」
「サマーウォーズ」も山下達郎の曲でしたね。
絵コンテ制作期間10カ月
「未来のミライ」は公開を待つのみ。
細田守の仕事机に残されたものは、
絵コンテとアフレコ台本。
細田守直筆の絵コンテ。
これだけでもスゴイものです。
映画の基礎。
キャラの表情、言葉、動きを細かく書きこんである。
絵コンテを描くだけで10カ月くらい。
絵コンテ部屋と言われるアパートに籠って描かれた。
アパート以外では、
スタバなどのコーヒーショップ、
ファミレスなど人が多い場所でも描く。
それには訳があった。
「作品を周りの人に見せるんだ!」
それを強く意識してやる為。
だから、見る人のことを考え乍ら書くことができる。
手書きで描く
細田守が描いた絵コンテを基に、
キャラクターができる。
美術スタッフが背景を描く。
全て手書きで描く。
紙で鉛筆で書くことで伝わるものがある。
ここに細田守監督のこだわりがある。
俳優を声優に起用する
「おおかみこどもの雨と雪」では宮崎あおい。
「バケモノの子」では役所広司。
主役級の役に俳優を起用している。
「未来のミライ」でも同じ。
星野源、麻生久美子、黒木華が起用された。
さて、主役の男の子くんちゃんは4歳。
4歳児の上手い俳優を知らない細田守。
オーディションをすることになった。
選ばれたのが、18歳の上白石萌歌。
どこかで聞いたことがある。
上白石萌音の妹である。
オーディションで上白石萌歌を見た細田守。
「この人だっとすぐわかった」
わかる時はわかるものである。
原稿を読む必要がないくらいに感じるものがあった。
卒業文集に書いた夢
細田守がアニメ監督を目指すきっかけは、
「ルパン三世カリオストロの城」
宮崎駿が監督した作品である。
当時、まだ小学校6年生。
「アニメってすごい」と思った。
その思いを卒業文集にも書いた。
「アニメーションんお、ディレクターになりたい」
それが叶った。
宮崎駿からの手紙
大学卒業後。
細田守はスタジオジブリの就職試験を受けた。
しかし、結果は落ちた。
不採用通知に宮崎駿からの手紙が入っていた。
不採用の理由が書かれていた。
「人に言われて描くよりも
自分の思うように作品を作る方が君に向いている」
当時、細田守はただただ悔しかった。
でも、宮崎駿は細田守の才能を見抜いていたのだ。
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