探検バクモンミケランジェロ肘の凄さとジョジョのポージング


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2018年8月29日の探検バクモン。

東京都上野公園にある、国立西洋美術館。

世界遺産でコルビュジエの設計で有名。

そして、学芸員たちは熱かった!

国立西洋美術館の裏側を、

漫画家・荒木飛呂彦と探検。

美術館が芸術

主任研究員の川瀬佑介さんが案内。

国立西洋美術館の建物の秘密とは?

常設展示場。

14~18世紀の作品があるスペース。

エル・グレコの”十字架のキリスト”が展示されている。

現実ではあり得ない世界を表現している。

さて、国立西洋美術館の設計はコルビュジエ。

徴的なのが、丸い柱。

20mの壁に6.35mごとに柱がある。

一見、邪魔な感じがする。

実は、

柱で区切ることで目の前の作品に集中できる。

コルビュジエは意図して配置していた。

学芸員が購入しました

川瀬佑介さんのイチオシ作品がある。

エヴァリスト・バスケニスの”楽器のある静物”。

ホコリを指でなぞった痕が描かれている。

リアルさにドキッとさせられる。

3年前にこの作品と出会った川瀬佑介さん。

購入を提案した。

お値段、3億円!

絵画って高いんですね。

バスケニスは楽器のある絵画というジャンルを確立。

そういった意味でも価値のある絵なんだそうです。

モネをくどいた男

国立西洋美術館の目玉作品の一つ。

モネの”睡蓮”1916年作。

この作品にはニスが塗られてません。

通常は絵を保護するためのニスを塗ります。

モネのアトリエに置いていた作品なんです。

売るつもりがなかったんですね。

しかし、ある男が直談判して購入。

松方幸次郎です。

日本人に本物の西洋文化を見せたい!

2700点を収集。

約400点をパリで保管してました。

でも、戦争でフランスに接収されるんですね。

戦後、政府間で交渉。

375点が寄贈返還されるんですね。

全部じゃないんです。

しかも、寄贈って複雑な気分です。

寄贈の条件が立派な美術館を作ること。

それで国立西洋美術館ができたわけ。

これは結果的に良かった。

国立西洋美術館の役割り

まだ海外旅行が珍しい時代。

経済だけでなく文化的にも豊かになってほしい。

松方幸次郎の想いを担っているのです。

異文化との架け橋。

それが国立西洋美術館の役割り。

異文化と接して文化を理解しあるきっかけにしてほしい。

文化だけでなく相手を理解するきっかけになるはず。

保存修復の世界

保存修復室長は邊牟木尚美さんです。

ローラ・ナイトの

”屋内訓練場のジョー・シアーズとW・エイトキン衛兵伍長”

こちらを修復中。

個人の倉庫に眠ってあったのを寄贈されたんです。

絵画には埃がたまっています。

まずは埃を取る作業。

使用するのは、プラスチック消しゴムをすりおろしたもの。

それを直接絵画にまぶします。

修復はオリジナルに戻すことではないそうです。

現状維持でなるべく手を加えずに劣化要因になるものを除去。

作品の寿命を延ばそうとしています。

消しゴムのすりおろしを刷毛でそっとなでるように広げます。

消しゴムはグレー色になりましたね。

これだけ汚れていたんですね。

キレイにすると作品の奥行が明確になり、絵が鮮明になりました。

ミケランジェロの未完

9月24日まで行われている、

”ミケランジェロと理想の身体”。

紹介してくるのは主任研究員の飯塚隆さん。

70点が展示されています。

目玉作品は”ダヴィデ・アポロ”。

ミケランジェロが50代の時の作品です。

そして、未完成の作品。

システィーナ礼拝堂の壁画の制作に入ってしまったんですね。

作品名の由来もダヴィデかアポロかわからない為。

ダヴィデならゴリアテと言う武器を持っているはず。

アポロであれば矢を持っているんですね。

そして、未完成だからこそ見られるものがあります。

暗くして懐中電灯を当てるとハッキリわかります。

脚のあたりにノミの痕。

通常はキレイに研磨されてツルツルなんです。

ミケランジェロの作品の途中が見られるのは貴重です。

ヒジがかっこいいミケランジェロ

”ダヴィデ・アポロ”にテンションが高くなったいる男。

ジョジョの奇妙な冒険の作者・荒木飛呂彦。

ジョジョのポージングはミケランジェロから影響されていたんです。

「ひじがスゴイ!」

「すごい かっこいい」

なんかとっても喜んでいます。

ミケランジェロの作品は腕をぐっと出しているのが多いそうです。

”ダヴィデ・アポロ”も左腕が左腕をぐっと前に出ています。

ひじが前に出て、手の先が右側の背中に伸びている。

右脚を少し曲げているので、身体が捻じれている。

これがジョジョのもとですか~。

「ジョジョは限界までひねっています」と自慢げな荒木飛呂彦。

確かに通常ではないポージングですからね。

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