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2018年10月2日のセブンルール。
兵庫県神戸市の”めがね舎ストライク”。
店名のロゴがかわいい。
店内はまるでバーカウンター。
工房が隣接している。
ここで働くメガネ職人、川谷萌36歳。
完全オーダーメイドでメガネを作る。
川谷萌のセブンルールとは?
1メガネを磨く間は私語厳禁
川谷萌はメガネ職人になってまだ2年目。
しかし、
選考基準の厳しいLEXUS NEW TAKUMI PROHECTに参加。
高い評価を受けた。
川谷萌が目指すメガネ作り。
誰でも必ず似あうメガネを作ること。
店のオーナーは比嘉大輔。
比嘉大輔はデザインを担当している。
メガネを作る生地はアセテート。
機械にデザインを読み込み。
1枚の記事からフレームの大枠を削りだす。
自動で行うのはこの作業のみ。
あとは全て手作業で行う。
ヤスリやナイフでフレームの角を落とす。
そして、レンズをはめる溝を掘る。
フレームを温め、金型でメガネのカーブを作る。
メガネを磨いて、切削のあとを取る。
この作業が重要。
上手くいかないとキレイに磨けない。
泥を使って粗い凹凸を取っていく。
川谷萌はずっと音を聞いている。
変な当たりがあれば音が教えてくれる。
だから私語は厳禁。
比嘉大輔が話しかけても無視をする。
2サンプルは無料で請け負う
”めがね舎ストライク”に注文が入った。
セミオーダー、4万円。
完全オーダーメイドだと、7万円。
お客さんは美容師さん。
お店でかけるファッション要素が強いものを希望。
比嘉大輔が中心になって好みを聞く。
素晴らしいのは3Dスキャナー。
これで顔を立体的に計測し、ビッタリのサイズがわかる。
川谷萌にもデザインの意見を求める。
後日、お客さんにデザインを提案。
無料で2つのサンプルを作り、かけてもらった。
実際にかけて似あうものを決めてもらう。
3昼食はおかずだけ
メガネを作っている川谷萌。
ほとんど休憩なし。
午後1時にやっと昼食。
お弁当はおかずだけ。
食べすぎると眠くなるのでおかずだけにしている。
4すべての工程を一人で行う
川谷萌は神戸市生まれ。
2005年京都産業大学法学部卒業。
学生時代、初めて買ったメガネでその魅力を知る。
タレ目を気にしていた。
しかし、メガネでキリッとした感じになった。
10年間メガネ店で販売員を経験。
当時上司だった比嘉大輔が独立。
メガネ職人を探していた。
それに手を挙げたのが川谷萌だった。
メガネを販売しているうちにか自分で作りたくなっていた。
鯖江のメガネ職人のもとで1年間修行した。
師匠は雨田大輔。
メガネ作りはテンプル切削、バフ研磨、組み立てなど。
一般的なメガネ製造は分業制になっている。
川谷萌は全ての作業を一人で手掛ける。
全ての工程に責任を持ちたい。
全ての工程にお客様の意向を届けいたいのだ。
5彼氏の助言は素直に聞く
川谷萌は2年前から彼氏と同棲中。
彼氏は石本啓二さん。
皮の小物を作る職人さん。
”めがね舎ストライク”のメガネケースを作っている。
モノづくりの姿勢に共感。
お付き合いすることになった。
メガネ職人になってまだ2年の川谷萌を支える彼氏。
「ゴールは一つだけどルートは一つじゃない」
もっと周りを見ることを教えてくれる彼氏。
石本啓二さんの言葉は素直に聞ける。
二人は番組密着後、めでたく結婚しております。
6悩んだら師匠のメガネを見る
福井県鯖江市。
修理に出していた機械の受取りに行く川谷萌。
その後、向かった先は師匠の元。
師匠=雨田大輔さん。
修行に来た時の川谷萌は、
強い志があって 熱いものを持っていた。
しかし想像以上に修行の道は厳しかった。
ホンマにできるのか葛藤があった。
それを乗り越えて修行を続けた。
今でも完璧ではない。
自分が目指している所がわからなくなったら、
師匠のメガネを見る。
「バフをこんなにキレイに無くせない」
目指すところを見つけることができる。
7メガネをかけるひとの写真を見ながら作る
鼻のパーツとレンズを取りつける。
メガネの耳の部分を温め曲げる。
そして、仕上げのツヤ磨き。
川谷萌はお客様の写真と照らし合わせている。
イメージを膨らませているのだ。
オーダーから一カ月後。
お客様にお渡し。
「想像以上に良かったです」
お客様の喜んぶ顔が最高に嬉しい瞬間である。
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