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2018年10月13日の人生最高レストラン。
ゲストは神田正輝。
石原軍団の一人。
石原軍団は多くのスタッフを抱えた制作プロダクション。
ロケが夜中になった場合は炊きだし。
それが被災地への炊き出しへと続いている。
神田正輝が人生最高と思う弁当を紹介。
猪俣善人の焼き鳥
”鳥よし中目黒店”。
大将は猪俣善人さん。
フランスで焼き鳥を15年焼き続けた男。
大相撲のパリ公演時。
世界のVIPに焼き鳥を振る舞った。
美味しい水で育てられる伊達鶏。
焼き鳥に最も向いているとして使用している。
塩そぼろ
大将に塩そぼろを勧められた神田正輝。
食べてみたら美味しかった。
持って帰りたい。
塩は持ち帰りに向かないかもしれない。
大将は柚子をそぼろに混ぜてくれた。
持って帰っても美味しかった。
塩そぼろの作り方
行平鍋に伊達鶏のひき肉を入れる。
味付けは白醤油。
ひたすら箸を動かして混ぜながら炒り続ける。
こんなに炒るんだと感心させられる。
鶏の脂が鍋底に滲み出した。
柚子の皮のスライスを入れる。
これで冷えても鶏臭くならない。
更に炒り続ける。
弁当箱いご飯を引き詰める。
その上に黒く光った刻み海苔をたっぷり。
その上に鶏そぼろを敷く。
ぼんじりとしし唐を焼いたのを乗せて出来上がり。
大将の粋
明治座での舞台公演。
神田正輝は250個の塩そぼろ弁当を頼んだ。
11時半に届けてもらうようにお願い。
案の定、みんなに喜んでもらえた。
しばらく経って神田正輝はふと考えた。
鶏よしさんは昼営業はなし。
夜の営業だけ。
神田正輝の注文のために昼に全店舗総出で作ってくれた。
悪かったなと思い、
ごめんなさいと頭を下げた。
大将からは「いいよ」の一言だけ。
神田正輝がその言葉で粋を感じた。
喜んでくれたらそれでいい。
出しゃばらない、偉ぶらない大将。
しかし、味にはストイック。
神田正輝の日本一の弁当は鳥よしの塩そぼろ。
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