スポンサーリンク
2018年10月13日のサワコの朝。
ゲストは安田顕。
光る脇役の一人である。
安田顕が出る作品は面白そうに感じる。
思わず見てしまうことが多い。
地味な職人っぽい役も多い安田顕。
しかし実はナルシストでロマンチストだった。
玉置浩二のMr.Lonelyに共感
安田顕は会社務めをしたことがある。
しかしわずか10カ月で退職。
その後は朝のバイキングのアルバイト。
仕事はウエイター。
自分よりも若い子に教えられる日々。
芝居漬けの日々だが、先は見えない。
自給620円。
そんな時に玉置浩二の”Mr.Lonely”は沁みた。
~こんな僕でも やれることがある~
歌詞と自分がオーバーラップした。
その日生きるのに精いっぱい。
将来が不明な時、自分への応援ソングになった。
安田顕はナルシストでロマンチストだった。
父親のことを書いたエッセイ
2011年幻冬舎から出版されて安田顕のエッセイ。
「北海道室蘭市 本町一丁目 四十六番地」
溶接工だった父親のことを書いた。
父親弘史さんは病気が多い人だった。
胃を病み、腰を痛め、今度は舌を切ると言う。
舌を切ったら、喋れなくなる可能性がある。
切る前に父親から話を聴いておこう。
それがエッセイになった。
さて、安田顕の父親の舌は、
先を少し切っただけ。
元気に話もできます。
北海道の室蘭で溶接の仕事をしていた父親。
室蘭から地方で仕事をすることもあったそうです。
溶接灼けして褐色になって帰ってくる父親。
左右の腕に兄とぶらさがっていた子供のころ。
カッコ良かったんですね。
下町ロケットの台詞に感動
10月14日からの日曜劇場。
「下町ロケット」が戻ってくる。
3年ぶりに技術開発部長を演じる安田顕。
阿部寛演じる佃航平のセリフに感動していた。
3年前、新幹線の中。
最終話での主役阿部寛の長セリフ。
その一部に、
「いい年こいたおっさんが夢見て何が悪い」
41歳の安田顕はボロボロ泣いてしまった。
自分のことのように感じたのだ。
スポンサーリンク